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本のオビより抜粋 「著名人が残した最後の言葉が好きな主人公は、作家ラブレーの「偉大なるもしかして」という言葉に感銘を受け、退屈な日常を捨てアラバマの寄宿学校へ転校する」 いわゆる青春小説です。 登場人物はどれも魅力的で、最期まで飽きずに読めます。 特に転校当日いきなり登場するColonelのやや偏屈な個性は強烈です。 そして主人公が恋する(彼はHotと表現していますが、むしろeccentricといったほうがぴったりの)アラスカの危なっかしい魅力は、物語の前半を引っ張ります。 物語は二部構成。前半はそのColonel,Alaskaそして日本人のTakumiといった友人たちや教師たちとの学校での日々、後半はアラスカが彼らの前から姿を消し、その後日談になります。 残念なことにアラスカが消えた後半は、どちらかというと思索的な内容が多くなり、前半に比べ話の勢いは落ちるのですが、それでも最後まで読む価値はあります。 作者の英文は簡潔で力強く、ところどころで深い印象を残します。 個人的には好きな文体です。 時々難易度の高い単語はありますが、内容から大体推察できます。 お勧め度高いです。