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例によって、Cookワールドの作品ですが、いつもより痛々しさはないかも? 猟奇的な犯罪者のノンフィクションを専門とするライターが、親友の葬儀のために故郷の田舎町に帰ります。 そこで、親友が40年度以上前の殺人事件にとりつかれていたことを知ります。 被害者の少女の死体がみつからないまま、拙速な裁判が行われ、一人の男が死刑にされた事件でした。 「どんな事実であっても、知らないでいるより、知ったほうがいい」と言っていた親友の遺志をたどろうとして、 いつもの取材の手法を駆使して、古い裁判記録を読み解き、存命の人々を訪ね歩くうち、 彼自身の故郷で過ごした少年時代の記憶もフラッシュバックされていきます。 そして、南部の因習としがらみに満ちた田舎町でおきた悲劇が明らかになるのでした。 その過程は、いつものように息をつかせずに読ませて楽しめますが、最後に真実が明らかになる方法は、少々無理があるかも?
Cookの作品は初めてではない。今まで読んだものの中には5つ星をつけた作品もあったが、この作品は読み切ることすら辛かった。プロットとしては最後の50ページまではあまり進展がない。Cookが得意とする、彼の特徴的な文体を通して読者を心理的な深みへ連れて行く、という手法はこの作品では成功していない。最後の謎解きも少々乱暴だ。アガサクリスティーのあまりよくない作品に感じる「一種の強引さ」を感じた作品であった。強くはお勧めしません。
プロットとしては最後の50ページまではあまり進展がない。Cookが得意とする、彼の特徴的な文体を通して読者を心理的な深みへ連れて行く、という手法はこの作品では成功していない。最後の謎解きも少々乱暴だ。
アガサクリスティーのあまりよくない作品に感じる「一種の強引さ」を感じた作品であった。強くはお勧めしません。