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Places in the Darkの商品レビュー 『記憶』シリーズを超えたクックの名作
本書は、トマス・H・クックが『記憶』シリーズ4作品の次に書き、日本では「このミステリーがすごい!」の’01年海外編で第5位にランクインした作品。 またしても鈴木京香?
最愛の弟が殺されて、彼が愛した女性が姿を消した。 クック独特のうるうる
とある田舎町の兄弟、そしてそこに現れた女性の物語。 ずっと心に残る読後感・・・。弟の死体を残し、消えた女を追う兄のストーリー
読み終わった後、数日たってもまた思い出し考えてしまうようなずっしりとした読後感を残す物語を生み出す作家はそう多くない。翻訳物になるともっと数が少なくなる。描かれる文化や生活習慣がやはり日本と異なっており、翻訳者の翻訳というフィルターがかかることも影響しているだろう。そうしたハンディを乗り越えて、重厚な読後感を残す作品を提供する作家。クックはそうした海外ミステリー作家のひとり。本作も例外ではない。 三塁打
ミステリー、恋愛小説としても上質。兄弟と謎の女の三角関係、というと陳腐な設定のように思えるが、巧みな構成と全編をおおう悲哀。とても文学的。文章が美しくてスキがない。「私の心が骨で出来ていたとしたら、砕ける音が聞こえただろう」というところは震えた。芸術的なバットコントロールで三塁線を抜く三塁打。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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