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冒頭、 「生命とは何か」 という問いかけがあり、 生命とは、命があること・・には間違いないものの カール・セーガンさん曰く、 「生命について、一般的に受け入れられている定義はない」とそっけなく、 納得できる明確な定義がないとのこと。 でも、命があり、自己増殖する能力があること=進化する力があることが必要条件。 途中、「人工生命は、最後のかなりのページが切り裂かれた探偵小説のようなもので、もともと生命がどう発生したかをはっきり決定付けるもののはならないだろう」とのコメントもありましたが、ワクワクしっぱなし。 人工生命という学問分野を立ち上げた、 フォン・ノイマン、コンウェー、ウォルフラム、カウフマン、ラングトン、ファーマー、ホランド、ヒリス、レイ、リンデンマイヤー、ブルックス等の先人の足跡がぎっしり詰まっていました。 ワールドロップさんの「複雑系」とも重なるところがありますが、 本書の方が、図・写真が豊富であり、セル・オートマトン等のイメージもしやすいので、 先に読まれた方がよいのでは、と思います。
ワールドロップの複雑系でも登場した人工生命の物語がさらに詳しくなった感じです。ラングトン、カウフマン、ホランド(コーザも)、ウォルフラム、レイノルズ、ヒリス、リンデンマイヤー、レイ、などのこの世界を作り上げてきた人々の研究、哲学、人生などがたっぷり語られていて、非常に面白いし、参考になります。ほかにも、実際に創発的行動をとるロボットを作っているヒトや、RNA分子を選択圧を加えて進化させ、医療に応用しようとする研究者の話など、最後まで飽きません。
ほかにも、実際に創発的行動をとるロボットを作っているヒトや、RNA分子を選択圧を加えて進化させ、医療に応用しようとする研究者の話など、最後まで飽きません。