”21”の資質って?!多すぎないか?
リーダーシップに必要な資質として21つの章に分けられている。1つ1つが重要であり、様々なリーダーを頭に思い浮かべると、なるほど確かに当てはまっていると思えることが多い。また、それらの資質を如何にして身に付けるかも具体的に記述されていて、一読の価値はある。しかし、21という数の多さには戸惑ってしまう。確かに、理想的なリーダー像を考えるのであれば、それらは全て必要なのだが、それらは身に付けることができるのだろうかという疑問が残る。例えば、「勇気」や「心の安定」はあくまでも各人の個性であり、それをリーダーシップに不可欠なものとして定義できるだろうか?もし、それらを全て『完璧に』身に付けてしまえば、その人は没個性になってしまうのではないだろうか。
マネジメントの再確認
本書は、彼の著作『The 21 Irrefutable Laws of Leadership』を補完する本である。
性格にはじまり、カリスマ、責任、コミュニケーションなど、リーダーシップを取る者が、意識的もしくは無意識的に兼ね備えておかなければならない素質が21の項目に分けられており、さらにその1つ1つも細分化されているため、どの章から読み始めてもスムーズに読みこなせる構成になっている。
本の大きさが、手のひらサイズになっている意図もうなずける。
本書を携帯し、喫茶店などでページを開いて自己確認を行ってみる。行き詰まったマネジメントに、ヒントを与えてくれそうな本だと思う。