ちょっと変わった空中写真
空中写真にはあまり興味がなかったのですが、この写真集はちょっと変わっています。世界中のあらゆる土地の様子が色鮮やかに写し出され、土地の形やパターンに目を向けた写真、そして考えさせられる写真があります。なんとなくEliot PorterのNature's Chaosを思いださせるようなイメージもあります。タイトルからもわかるように365日分の写真が右ページに、そして文章が左ページについています。始まりはブラジルのアマゾンでの嵐の様子。自然の力を感じさせられます。そして聞いたことはあるけれど、一体どんなところなのか想像もつかないような国の写真があります。ホンジュラスの緑、フィリピンの海の色、アルゼンチンのどろっとしたオレンジ色の川と、トルコブルーの川。カムチャッカの抽象的なイメージ。挙げるときりがないのですが、個人的に特にフィリピンとマダガスカル、ギリシア、マリにすごく興味を持ちました。地球には本当にいろんな土地があって、私達はこの壊れやすい自然を守らないといけないという思いにさせられます。文章は写真と全然関係のない内容のものもあります。それから筆者(写真家)の意見はあくまでも個人の意見として注意して読みたいものです。写真はそんなに大きくないけれど、すごく分厚ーい一冊です。