周波数から局名検索のバイブル
DXファンには説明不要な本書。容赦ない受信機・アンテナレビュー、放送局情報、周波数から放送局を割り出す巻末のブルーページと従来のフォーマットと変わらない。ただ、それぞれの記事が全体に占める割合は微妙に変化している。巻末のブルーページが昨年と比べて12ページ減っている。明らかに短波放送が縮小している裏付けといえる。その一方、受信機・アンテナレビューが12ページ増え、充実している。総ページ数は592ページとここ数年変わっていない。
短波放送縮小の波を何とかかわしているように思える。
発売時期が冬期周波数の発表直後の11月上旬~中旬と早いのはよいのだが、ここ2年ほど誤った情報が少なからず掲載されているのが残念でならない。
たとえば、筆者の好きなRadio Canada Internationalの世界標準時(UTC)1430~1500、周波数5985kHzおよび9535kHzの放送言語はフランス語なのに、本書では前年の中国語のままで表記されている。
年末~年始に発売されるライバル誌のWRTHの情報の方が正確である。
もう1ヶ月ほど発売が遅れてでも正確な情報を掲載してもらえれば星5つとなるだろう。