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裁かれた罪 裁けなかった「こころ」―17歳の自閉症裁判の商品レビュー 高機能広汎性発達障がい(PDD)少年裁判の先例となる事件の記録
2001年の少年法改正により、厳罰化・重罰化がなされ、刑事裁判から再移送の可能性は残るものの、重大犯罪については被害者のために公開審議をつくす目的で原則逆送と(更に現在では、家裁での審判を被害者・遺族が傍聴できるように)なったが、本来これは刑事処分が目的ではなかった。 この程度のレベルですか
本書の説明として、「この不可解で凶悪な事件に、少年司法と司法精神医学はいかに向き合ったか。・・・」と記載されているが、まず、この事件自体あるいは被告の障害特性に不可解なところはない。責任能力を基礎として構築された現在に至る刑法が、新しい(刑法にとっての話であり、医学及び心理学の観点から、この障害は別に目新しいものではない)Mental Disorder概念にどのように対応していくべきかというパラダイム転換がなされていないということが真の意味での問題なのである。それでは、どのように考えればよいのか。これについては、学部レベルの刑法総論に記載されていると思われるが、伝統的な他行為可能性に基づく責任概念について議論を尽くすべしと言えば十分であろう。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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