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敗北を抱きしめて 上 増補版―第二次大戦後の日本人の商品レビュー 読む価値あり
鋭い視点で敗戦後の日本社会を描きだした好著。 占領期日本の社会心理
みすず書房刊「歴史としての戦後日本」を読んで、戦後日本史についての基礎知識はトピックごとに把握でき、現在の日本を見る際にも多方面に渉って活用できる視角を獲得できたが、本書は敗戦直後、GHQによる支配に服した時期(1945−1952)の日本社会の様子を社会・経済・政治・文化などの分野ごと、日本国内に生きていた人々の立場ごとに克明に記した著作になっている。 日本人の民主主義の一つの出発点を示す
上からの民主主義とは何だったのかということを考えさせられる。戦後60年たち昭和の終わった今も、この時期に下された様々な決定の影響下で生きていることを思わせる。私たち、この時代を知らないものにとっては、やはりそれを外から研究したアメリカ人の論考はとても読みやすい。その読みやすさの意味も考える上で、当時を生きた人の文章も同時に読むべきかもしれない。 勉強になりました
勉強になりました。全ての日本人は読むべきですよ。国家に騙されないためにね。 普通の人々の物語
米国における日本史研究の大家、ジョン・ダワーが著した本書『敗北を抱きしめて』は、敗戦からサンフランシスコ講和に至る占領下の日本の7年間を生き生きと描き出すものである。占領軍による改革は勝者による「押し付け」であったとし、その産物である戦後民主主義に対して否定的なスタンスを取る言説は今なお根強い。しかしながら著者は、「押し付け」の構造があったこと自体は肯定しつつも、しかし敗者の側を一方的に受動的な存在であったとみることを拒絶する。単に「勝者が敗者に何をしたか」ではなく、日本占領を「抱擁」として捉え、敗者が勝者にどのような影響を与えたのかに着目するのである。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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