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萩原朔太郎詩集 (岩波文庫)の商品レビュー 鋭い現代的感性と、一方どこか情緒深いものが併存する特長ある詩、一読に値します
多数の評者が既にお書きのブックレビューに敢えてまた追加させて頂く。朔太郎の詩が「鋭い現代的感性と、一方どこか情緒深いものとを兼ね備えた特長ある詩」であるという意見を述べたいがためである。「現代的鋭い感性」とは病的な繊細さ、現代的病性と言えよう。一方、「どこか情緒深いもの」とは日本の伝統的な抒情性、懐かしさと言ってもよい。朔太郎の詩は、従って、現代的感性と伝統的な情緒が併存する特長ある詩であり、他の追随を容易に許さないものがある。試しに、前者と後者の例を引用してみよう。 詩はただ病める魂の所有者と孤独者との寂しい慰めである
"詩はただ病める魂の所有者と孤独者との寂しい慰めである" 萩原朔太郎 「テルーの歌」の元となった「こころ」収録
恥ずかしながら、アニメ「ゲド戦記」の挿入歌、「テルーの歌」の歌詞が萩原朔太郎の「こころ」にインスピレーションを受けて作られたと聞いて、初めて荻原朔太郎の詩の美しさを知りました。 病的なゆえに優しい世界
「なまものの匂い」が立ちこめる病んだ世界が描かれているが、読んでいるこちらの感受性を柔らかくさせてしまう魅力が、この人の詩にはある。 なんだろう
萩原朔太郎の詩を読んだときのこのなんともいえない気持ちはなんだろう。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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