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闇の奥 (岩波文庫 赤 248-1)の商品レビュー 『闇の奥』にあるもの
若い頃は、冒険小説だろうと思って読みました。 ジャングルの冷たい闇の中で
温帯の島国で世界を論じてみても、それは所詮、ある狭い地域の中で培われた偏った常識で他人を断罪する自慰行為でしかない。ザックを背負って熱帯の闇の中に分け入り、あの冷たい夜の中に身を置いてみよう。ひと月が過ぎるころ、私たちはもはやそこから抜け出すことができなくなっている自分に気がつくことだろう。 読みにくかった
さすがに速読では、どこからクルツが出てきたのか、船はどこにいるのかわからず。テーマらしきものを把握しただけで終了。 原書も翻訳も読むのに一苦労
西欧帝国主義社会で育ちそれなりの理想に燃えてアフリカ奥地に乗り込んできた男クルツの内面で起きたこと、それは未開の土地で既存の価値観や西洋文明が別のそれと出会ったこと、ヨーロッパの中にいたら決して知りえなかったこと・・・そうクルツは闇を知ってしまった。我々もマーロウによって語られる道中の話からそれが何かを窺い知る。しかし、マーロウの言葉にもあるように、愕然とすることにはヨーロッパに帰れば誰もそんなこととは無関係な生活を送っている。婚約者とても、自分につながることしか見えていない。その他のことには関心がないのか・・・。 Darkness
翻訳が困難と言われている本書だが、中篇作品であるのにその濃度は計り知れない。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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