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ワーニャおじさん (岩波文庫)の商品レビュー チェーホフの面白さがわかった。
以前、「桜の園」を読んだがその時はほとんど印象が薄く興味を引かなかった。なので「チェーホフってこんなもの」と自分なりに見限り、長年、他の作品には手をつけていなかった。それが今回たまたま読んだ、この「ワーニャおじさん」には、読み応えを感じた。時代は19世紀末から20世紀初頭。ロシアの田舎屋敷が舞台で、主人公たちの日常とそこで起こるちょっとした騒動の中で、それぞれの登場人物の台詞が生身ある語感で僕の胸に響いてきた。時代は変われども人間が考えることは、希望、絶望、喜怒哀楽と多々あるものだ。しかし、その思いが読者に伝わるかどうかは、作品の言葉の奥にある「本気」を自分に照らして実感できた時なんだと思った。この本が僕とチェーホフとの縁をつないだ。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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