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ベーコン随想集 (岩波文庫 青 617-3)の商品レビュー 奥深い言葉
岩波文庫の名句365を載せた「ことばの花束」を読んでいると、ベーコン随想集の名前がよく出てきます。 ルネサンス期哲学者の思索
本書はフランシス・F・ベーコンの断章集である。全五十九章の小文からなる。それぞれの文章は翻訳にも関わらずリズムがあり平易で比較的読みやすい。引用される語句や人物名などはヨーロッパ史を知らないとすぐには分からないだろう。しかし巻末の訳注で紹介されているので心配いらない。 現代に通用する古典
この本をはじめて読んだのは大学生当時の地元の図書館。著書のF・ベーコンはシェークスピアと同時代のほぼ400年前のイギリス人。その至言は現代にも大いに通用するものばかりで、どこから読んでもいいエッセー集だ。有名な「読むことは人を豊かにし、話すことは人を機敏にし、書くことは人を確実にする」という言葉は「学問について」と題された一文のなかにある。30歳を過ぎた今読み返して再び教えられることがあり、一生座右にこの本があるだろう。岩波文庫の渡辺訳は平易でリズムがあり読みやすい、名訳である。難をいえばたとえに使っているギリシャ・ローマ時代の歴史や人物に通じてないと読みにくいので、塩野七生の「ローマ人の物語」と平行して読むと味わいが増すはず。試してみて。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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