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カラー版 ハッブル望遠鏡が見た宇宙 (岩波新書)の商品レビュー とにかく写真が美しい
写真の美しさは圧巻です.天文ファンならずとも非常に楽しめます. 神秘的なまでに美しい画像
現在では3作出ている「ハッブル望遠鏡シリーズ」の初作。それまで、宇宙あるいは星の姿に興味を持っていてもハッキリとそれを見せてくれるものは無かったと言って良い。それが、スペースシャトル計画の本格化に伴い、大望遠鏡を地球周回軌跡上に設置するという構想が実現する事になった。それが1990年に搭載されるようになったハッブル望遠鏡である。 神秘的で美しい最深宇宙像
ぼんやりとした映像しかとれない既存の地上望遠鏡とは一線を画するハッブル宇宙望遠鏡。その最深宇宙像は鮮明で新鮮。本書の100枚以上の写真はSFではなく現実のもの。宇宙誕生の謎に迫っている。最深宇宙像の中で最遠の銀河の候補、宇宙誕生から6億年の銀河の写真は宝石箱をひっくり返したように美しい。ブルガリのカタログなんて比じゃない。7000光年かなたのへび座のワシ星雲、にょきっと突き出すきのこ群のようだ。一度見たら忘れることができないほど神秘的。ここで星が誕生する。800光年かなたの惑星状星雲のアクーグラス星雲も非常に不思議な形状。重なる二つの赤いリングの真ん中に水晶のような水色の瞳が輝く。これは星の死直前の姿だ。 宇宙観測の新時代へ
とにかく写真が美しい。細部までくっきりと、カラフルに映し出されている。想像もしなかったような宇宙の「かたち」の見事な記録である。 宇宙天文学は人類のロマンが残る最後の分野か
宇宙の起源とその進化を考えることは、ガリレオ以来の科学者のみならず、科学に関心を有するすべてもののロマンを掻き立てて来た。しかし地上から見る宇宙かなたの星星や星雲は、地球を取り巻く大気による光の散乱で、どんなに大きな望遠鏡を用いても、細部の詳細は不明のままであった。その殻を打ち破り、信じられないほどの細部や、今まで見ることが出来なかった遠い星や暗い星までを我々の目の前に示してくれたのが、宇宙空間に打ち上げられたハッブル望遠鏡の威力であった。しかし最初に打ち上げたハッブル望遠鏡はピンぼけの映像しか送ってこず、これを何回にも渡る改善ミッションによって現在の高分解能を可能にした。本書に記載された数千光年のかなたにある数々の驚くべき形をした星雲の写真を見ていると、宇宙の起源と進化に関する限り、ハッブルはより多くの解決よりも、はるかに多くの疑問を提示している。宇宙のロマンが当分尽きそうもないのは嬉しいことである。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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