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全ての人にオススメしたい。本書を読んで、一人でも多くの人に読書の愉しみを知って欲しい。 齋藤先生の熱い思いが詰まった本です。私は、齋藤先生の著書の中で、本書が一番好きです。本書では、再三にわたって読書の必要性について、熱く述べられています。 さて、本書の中で「読書力」の基準について、「文庫系百冊、新書系五十冊を読んだことがある。」又、百冊はおおむね四年以内とされています。 巻末には文庫百選が載っており、本選びの参考になるでしょう。 私は、昼休みを文庫の読書時間に当てており、今75冊目を読んでいます。本を忘れた昼休みは非常に苦痛です(笑)。
期間を置いて3〜4回ほど読んだが、 自信を持って良書だと薦めることができる。 「本を読む読まないは自由」という主張を真っ向から否定し、 「なぜ読書しなければいけないのか」読書の効用を、 人間形成、相対的思考の養成、コミュニケーション力の上昇など あらゆる視点からあげ、読書の魅力、必要性を力強く説いている。 ●感銘を受けた文章を2つ引用し、説明を加えたい。 1 私は本を読むときに、その著者が自分ひとりに向かって直接語り かけてくれるように感じながら読むことにしている。高い才能を 持った人間が、大変な努力をして勉強をし、ようやく到達した認識を、 二人きりで自分に丁寧に話してくれるのだ。 本はその道の専門家が長い歳月をかけて獲得した知識や経験を、 選び抜かれた言葉で書き出され、整理されたものである。 それが数百円から高いものでも2000円程度で買えるのだから、 読書はもったいなくてやらずにはいられないものだ。 2 表現する言葉が単純であれば、思考の内容も単純になっていってしまう。 逆にいろいろな言葉を知っていることによって、感情や思考自体が複雑で 緻密なものになっていく。 語彙力が多いほど、より緻密で的確な思考が可能となり、 感情をより適切に表せるであろう。逆に語彙に乏しければ、 思考は粗雑になり、考えや感情をうまく言葉で表現できない。 自分の頭や心が整理できないもやもやとした状態に陥る。 語威力と思考力は密接に関係している。 ============================= 他にも読書の最も重要な意義として、自己形成の促進が述べてある。 宗教が根付かず、聖書やコーランのような唯一絶対の書物がない 日本においては、昔から多読を通して価値観・倫理感が養われ、 人間形成につながったと指摘してある点は興味深い。 また、読書力がついたと言える、最低ラインとして、 小説100冊、新書50冊を提示してあり、巻末に齋藤氏 オリジナルの『文庫100選』が載せてある点は良心的だ。 一貫して、具体的で明快な読書法・読書論が示してあり、 学校教育や受験制度などに関してまで、「読書力」を通じた 新制度の導入を述べている点からも、著者は心から読者の、 ひいては日本人の読書習慣の復興を望んでいるのだろう。 火傷しそうなほどの熱意が伝わってくる。ゲームやアニメ、 インターネットが隆盛を極め、読書習慣が衰退する現代において、 この本は必読の一冊ではなかろうか。
数多くの著書を出版されている著者の著作の中でも、 迫力と説得力に満ちている本だと感じた。 読書の重要性、意義をこれでもかと強調し、現在の日本の 読書離れの現実を嘆く。さらに、本の読み方を、 「本を読んだということは、その本の要約を言えるという ことだ」という主張のもと、数多く示している。 本書を読むことで、本を読んでみたい、本を読むことは 視野や知識や柔軟性を高めることなんだということを 再認識させてくれる良書である。 これだけの「熱」を文中に帯びている背景には著者自身の 圧倒的な読書量があることも見逃してはならない。
読書はスポーツ 技としての読書 など、ひと味違った読書の考え方・とらえ方で読書の意味について書いてある 要約をいえること=本を読んだということ 最後に載っている、 文庫百選は内容も濃く、読む本に迷ったときにみるとgood
今や著名になられた齋藤孝氏による一冊。 氏が書いただけに読みやすく、また高度な内容だと思います。 P.38で述べられてますが 「本を買ってきれいなまま斜め読みし、また売ってしまうというやり方は、 一見効率がいいようだが、私から見ると、実に無駄の多い読書だ」 この一文に物凄い感銘を受けた。 いかに自分が無駄の多い読書をしてきたのかと。 また読むだけにとどまらず“書く”ということにも力説している。(P.167) 本を読んだら人に話す、本のプレゼント等、 読書力を支える、また効率の良い読書をする上での古典と言っても過言ではないでしょう。 初心者から上級者まで幅広い層に読んでもらいたい一冊。 目から鱗が落ちること間違いなし。