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記者泣かせ、豪腕、すぐ消える……などといわれる小沢一郎氏。 小沢氏は間違いなく、90年代の日本政治においてのキーパーソンであったと言えるでしょう。 そんな小沢氏がここまで多弁に詳細に、当時を振り返って(あるときは言い訳がましいようにも聞こえますが)いるのは、 聞き手に(小沢氏の嫌いな)新聞記者だけではなく、大学教授2人を揃えたことによるものだと思います。 時にはおだて、時には挑発しながら、話を引き出しています。 細川政権の内幕・新進党でのことなど、今でも真相はわかりませんが、 「その時代を、小沢氏がどう捉えているのか」を知るには十分な一冊です。 その時代の単なる愚痴ではなく、どうすべきであったのかというところまで引き出せているのは見事。 今また政権の表舞台に出てきた小沢氏だけに、読んでみて損のない一冊だと思います。
政治に興味をもちつつあったあの頃(10〜15年前くらいかな)の歴史をより明確に意識させてくれるとともに、小沢一郎の人間観がみえてくる1冊でした。 ちなみに、一小市民である私も、 この本で小沢氏が感じていると語っているような思いを 感じることが多いです。 「みんなの意見を聞くことが大事」などといって、 自分では何もしない、責任もとらないという人物よりも、 自分で決断し、自分で責任もとるという人間のほうが、リーダーとして評価できると。 彼の話を引き出した方々の能力にも、また感心した1冊でした。