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村上春樹はくせになる (朝日新書)の商品レビュー ハルキ論
村上春樹の作品・作家論である。村上春樹の文体や影響を与えたであろう、地下鉄サリン事件、阪神淡路大地震などとの関係について詳しく論じられています。ところどころ、抽象的で考え過ぎではと思われる所もありますが、さすが、評論家、素人では中々洞察できないようなメタファーの解析などをしており、大変興味深く読みました。村上作品を何冊か読むと、この著者が言っていることもよくわかる点が多々あります。また、今後、村上作品を読む時に、違った視点で読める気がしていて楽しみです。村上作品を執筆時代ごとに解説しており、その時、作家が何を書こうとしたのかの解説も鋭く、謎解き本のようにとても面白く読みました。 村上春樹は‘癒し系’?
私には村上春樹の作品の良さが全く分からないので、本書でその良さが分かるようになると思い期待しながら読んでみたのだが、残念ながら村上春樹がくせになりそうにはない。 人間から読み解く作品論
村上春樹という作家はとてつもなく巨大で偉大な作家なのだろう。 変化か、反復か
私は1964年生まれで、典型的な村上春樹世代である。ただ、長編6作目の『ダンス・ダンス・ダンス』あたりから違和感をもつようになり、それ以降は少し距離を感じている。ここで詳論はできないが、村上の長編小説は、基本的に疎外→寓話→現実という構造を反復している。ちょっとなあという気持ちが募ってくることは否定できない。 分かりやすい村上春樹論
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