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写真家、岩合光昭氏の一冊。 作者が撮影した猫の写真だけでなく、猫を撮影する際の心構え、作法などなど、ユーモラスに綴られている。 個人的に感心したのが「猫を撮影する際は、まず一言挨拶してから」の件。 なるほど、猫なら挨拶がなんとなく通じるな。などと納得してしまう一言だ。猫と暮らしている人ならば分かるかもしれない。 また、本を読めば、作者のこういった言葉が決して誇張でない事がわかる。 じゃないと、あんなに野良猫と仲良くなれるはずがない。詳しくは読んでいただければわかる。 猫好きなら手にとって損はない一冊。氏の写真と文章に癒されましょう。
猫は、本当に鼠を取るために飼われているのだろうか。 あるときは、食い物はないかと催促をする。 あるときは、人間のことなどそ知らぬ振りをする。 あるときは、動くものを追いかける。 猫の視線に、生き物としての姿勢を見ることができるかもしれない。 日本猫のように、飼い猫、野良猫を問わず、まったりとした、ゆったりとした雰囲気をかもしだしているかもしれない。 それぞれの空間と視線を切り出す写真。 猫の写真といえば、この人。 情報満載の本なので、一枚でも猫写真を持っている人なら読んでみると飽きない。
どの道でも、極めた人の言葉には耳を傾ける価値がある。 「ネコ写真」で知られる動物写真家の岩合さんは、そうした〈極めた人〉の一人だと思う。個人的に写真にはほとんど興味がないのだが、収められているネコ写真がプロの作品であることくらいは分かる。 もちろん、ネコを上手に撮るためのコツをこの本で学ぶ、という読み方もできるのだろうが、それ以上に、「ネコといかにコミュニケーションを取るか」という、コミュニケーション論の本としても興味深い。言葉の壁も種の壁も越えて通じ合う可能性について考えてみれば、単なるマニュアル本を越えた味わい深さを、この本に感じることができよう。
ネコってオスもメスも同じだと思ってましたが大違い。 オスネコとメスネコの性格や体格の違いにびっくりしました。 いままで愛想良かったネコはオスだったのか!? 文章や写真もホノボノとやさしくて岩合さんの人柄を感じます。 とても読みやすいです。 ネコとの付き合い方を学ぶ入門書ですね。
いまや日本のネコ写真の第一人者となった観のある岩合氏。ネコへの近づき方から写真表現のヒントまで、ネコ撮影に関するノウハウをまとめた本。ネコが大好きで、ある程度うまく撮れている人には必要ないと思うが、「可愛いネコが可愛く撮れない」と悩んでいる人にとっては格好の入門書になるだろう。猫にしても他の動物にしても、基本は習性を知り、いかに近づけるかだろう。それでいい写真がとれるかどうかがほとんど決まってしまうのだから。岩合氏が猫を上手に撮れるのはそのせいなのである。