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氷点 (下) (角川文庫)の商品レビュー 陽子の健気な生き様に目が離せない
この作品で一番感動したのは陽子の健気な生き様でした。背景は省略しますが、養母である夏枝からいじめを受けながらも明るく前向きに生きようとする姿には目を離せませんでした。陽子のいじらしく健康的な姿勢にはこの本のやや暗い背景も忘れさせて新鮮な感動を与えてくれます。このように強く気高く生きることのできる陽子を非常に愛しく思いました。 続編が出るわけだ
あの終わり方では続編が出たのも納得できます。陽子は完璧に「被害者」の立場ですね。 面白い!
キリスト教的な考え方というのは実のところ理解できない部分も多いです。しかし、この本はそんなこと考えなくても知らなくても十分面白く読めます。 永遠の名作
三浦綾子さんの作品はどれも好きですが、この「氷点」は特におすすめです。私自身、何度読んだかわからないくらい読み返しています。 人間の弱さと脆さを描いた名作です
作者は原罪の概念を具現化するために、啓造、夏枝、陽子、の三人を造詣しました。物語の悲劇は、不貞を疑わせる行動をとってしまった妻の夏枝の弱さと、その妻を正面切って問い詰めることが出来なかった夫の啓造の弱さにあります。それら弱さを、各キャラクターの内面を伴ったエピソードを通じて的確に描いています。見事なキャラクター造詣です。一方陽子はやや超人的で、明るく前向き潔癖に生きようとすることから、前出の二人よりもより根本的な深い人間の罪に気付かされてしまいます。でも、キリスト教徒でない私には、陽子が潔癖さゆえに原罪をあまりに重く捉えてしまっていることには、やや賛同できませんでした。しかしながら、人間の内面の弱さと脆さを描いた名作として、高く評価できます。読んでよかったと思いました。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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