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遭難者 (角川文庫)の商品レビュー 駄作としか言いようがない(ネタバレ多し要注意!)
他の人の寛大な評価に驚きました。私の読後感は「金と時間を返してほしい」です。なるほど構成は凝ってます。前半の部分は実際の遭難のノンフィクションのようで説得力があり、期待感大でした。しかし息子に生前「別の男性に乗り換えた元恋人N子」がいたのを知った母親がわざわざ松本まで行って会社の人に「それが誰か」を聞くというのはあまりに不自然です。いわんや乗り換えた相手のSが誰かまで調べるのは病的に過ぎます。(振った恋人がわかったって息子はまったく浮かばれない)こんな質問をされたら当惑して、知っていても話すのを躊躇するのが普通なのに(故人のプライバシーの問題だし)聞かれた人は皆臆面もなく自分の会社の同僚について「N子はXXさんだと思います」など根拠なくぺらぺらしゃべります。そしてこの「N子追求の過程」を会社でまとめている追悼集に掲載するなど荒唐無稽ではないでしょうか。(いくら頼まれても会社は断るでしょう)殺害は天気頼みの杜撰な計画だし。そもそも母親が自分の息子の元恋人探しに動いたからと言って殺さなければならない(またリスクが増える)必要性があるでしょうか?その過程で都合よく母親が真相に気づくのも無理があるし、部外者ではよほどの証拠がない限り大元の犯罪を摘発・証明することはできないのだから。娘はさらに不必要で、放っておけばいいのに脅迫の手紙や留守電を入れてわざわざ墓穴を掘るし。最後の方の恋の告白とプロポーズのあたりのやりとりと「それが録音されていた」という落ちはもう恥ずかしくて(何て陳腐なんだろう)赤面赤面です。そしてこれらすべてのやりとりを追悼集の別冊として出版して会社の関係者に配るという設定の無理さはもう開いた口が閉まりません。通常ミステリーにはけっこう寛容なのですが、これはいくらなんでもひど過ぎます。 外見は面白いですが
小説と一緒に資料集の二冊が入った構成。 凝ったつくりのミステリ。こういうの大好きです
北アルプス白馬岳を登山中、事故で死亡した笹村雪彦。彼の所属していた会社の登山クラブあすなろ会は、笹村の幼いころからの生い立ち、最後の登山の計画と行動、さらには事故後の対応から死体検案書までを含めた追悼集を作成することにする。協力を求められた笹村の母 時子は手記を書き始めるが、息子の事故死に疑惑を持ち始める・・・。 内容自体は★4くらいなのだが・・・・・・・
折原といえば、叙述トリックの大御所であるのは衆目の認めることろであろう。ここまで叙述に拘っている作家も稀であり、しかも、それならのレベルの作品を手がけているのでいい作家だ。知的に騙されたいという欲求のある者には、たまらなく垂涎な作品だ。 構成の面白さはあるのですが
ふと本屋で見つけた、2冊分冊の文庫という珍しさで購入して読み始めて、一気に読みきりました。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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