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パズル・パレス 上 (角川文庫)

パズル・パレス 上 (角川文庫)

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パズル・パレス 上 (角川文庫)の商品レビュー

4.0 「だれが番人を監視するのか!」
「だれが番人を監視するのか!」
この言葉が強烈に響いてきます。
個人情報と国家の安全保障の狭間にあって、このNSA(国家安全保障局)のような組織が必要かも知れません。
でも、「仕事」をするのは人間であることを考えれば、どこかに「はどめ」の基準がなければいけません。
そこに「番人の番人」が必要になる理由がある訳です。

それにしても、これだけ専門用語が氾濫した小説であるにもかかわらず、小説自体は非常に解りやすくなっています。
このあたりが作者の力なのでしょう。

それとこの本は、「暗号」を扱っており、下巻のラスト四分の一位はほとんど「暗号」解読のシーンになります。
その意味では、「暗号」好きの人には、堪らない本になるでしょう。
4.0 きっと日本のことだけは・・・
ダンブラウンのデビュー作ということで期待して読みました。内容はやはり素晴らしいと思いました。本の中で世界を駆け巡るのは、もうここから始まっていたんだなあとかんじました。中途半端な知識では不可能な描写も多々読み取ることが出来、凄い作品だと思います。


ただ一つ感じたのは、日本に関してはどっかの図書館で書物を読み漁った程度なんだろうなあということです。


  それも歴史の本。思うに平将門とか武田信玄とか。どうやっても日本人には違和感のある日本名がでて来ます。まあネタありきで創作した名前であることは間違いないんですが、それにしても・・・。裏を返せば日本人以外には絶賛されたのではないかとも思いますが。


 せめて日系アメリカ人という設定ならまだ理解できたかも知れませんが・・・。無理か・・・

内容自体ははっきり言ってダヴィンチコード等より好きです。故に残念でなりません。もっともこの違和感を出版社側も感じたからこそ、デビュー作が日本では現在までに出版されているものの中で最後にリリースされたのかもしれませんが。


 あとこれは日本サイドの問題ですが、何故原題デジタルフォートレスをパズルパレスにしたのか、正直無意味だったと思います。というのもこの前に出ているデセプションポイントが原題のままなので、余計に?でした。これは勝手な憶測ですが、彼の作品には全てDで始まる単語が入っているので、勝手に変えるのはどうかと・・・まあただの偶然だとは思いますけど。

4.0 下巻の面白さを堪能する為に
『ダヴィンチ・コード』『天使と悪魔』に通じるものがあり、ダン・ブラウンらしさが出ている作品です。
黒幕は、すぐに察しがついてしまい、犯人探しに関してはそれ程興味をそそる事もなく、
上巻の中盤までは、もたくさしていているものの、ミッヂが出て来る辺りから面白くなります。
下巻から俄然面白くなります。上巻は、とりあえず頑張って読んだ・・・という感があります。
5.0 ダン・ブラウン1作目!
 私は彼の4作品の中でも、一番最後に読んだ本です。
何故かというと、題材がコンピューターだったから…。私はコンピューター云々の用語とか苦手で、関心も無く、敬遠していた分野だったから。
 でも、彼の作品は好きだし…なんて思って買ってみました。
舞台は米国家安全保障局。そこのスーパーコンピューターが狙われ、ウィルスに感染?!このまま行くと、国家の様々な情報が世界中に漏れてしまう!!その間にも殺人がおき、主人公とその恋人を中心に物語は進んでいきます。
 今でこそ、個人情報の保護とかPCのウィルス対策なんて当たり前だけど、この本の発行年は1998年!!10年前に書かれたものですが、内容がPC、ウィルス、情報漏洩の危機が書かれていて、私自身は今だから読めた!!って感じですし、彼の後の作品同様、スピード感のある展開の早さはデビュー作から感じることが出来ました。
 PC系は苦手、な私でもラストまで駆け足の3、4日で完読!!!…お、面白かった…!!!!!!!
2.0 デビュー作品だけあって・・・
 ダ・ビンチコードで日本に一大旋風を起こした、ダン ブラウンの作家デビュー作です。

 デビュー作は色々肩に力が入り、読者を楽しませるより自分の知識や力量をみせようとしてしまうもの。それを考慮して点を甘くしても★2つでした。

 日本が主題の一部ですが、日本を理解していないと想像させる記述を見ると、他の国もどこまで理解して書かれてるのか心配になります。純粋な日本人ならそれらしい名前を付けて欲しい。技術的には10年前に書かれた事を考えると驚くほど先を見越してるとは思いますが、今読むと不正確な記述や針小棒大な記述に萎えます。私がコンピュータ関係の技術者だからという事でもないでしょう。

 途中に出てくる「ミューテーション型」というのは、ウィルスが感染するたびに自分を暗号化することで見つかりにくくする事です。昔はコピープロテクトのプログラムに使われたりもしていました。

 登場人物が少ないだけに、半分を少し超えたところで全貌が読めて退屈になりました。
私の評価は、次の順です。
 ダビンチコード > デセプションポイント >> 天使と悪魔 >>> パズル・パレス

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