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探偵倶楽部 (角川文庫)の商品レビュー 有名ではないけどかなり掘り出し物の傑作!
今回の短編集はどれも普通の日常生活に端を発する事件ばかりだったが、各ストーリーの終盤その犯罪の真相が明らかになるとき、一見善良な隣人に過ぎないと思えた被害者や犯人といった登場人物達が露呈する裏側、悪意を孕んだ内面部分のギャップには瞬間背筋がゾクっとなるような恐ろしさがあった。このようなある種人間性の持つ底知れぬ(どちらかというと腹黒い意味での)奥深さのような部分を描かせると現在、東野圭吾の右に出る作家はいないようにも思う。逆に探偵コンビの男女二人は美男美女といった造形的な外見部分から、感情も決して見せずほぼ全編を通してほとんど人間性を感じさせない無機質な人物像として描かれている。(東野作品によくある内面を叙述しない今回の作風的都合もあるが)。ただそれだけに毎回、鮮やかかつ的確に依頼案件を処理していくその様は、(依頼人の裏切りに対する、報復といった仕事意識への徹底ぶりも含め)まるでゴルゴ13のようなプロフェッショナルの冷徹さを感じさせた。これら二種類のパーソナリティの鮮やかな対比、対照ぶりもこの作品にひとつの魅力を与えているように感じてならない。あまり有名ではない作品かもしれないが、自身が読んだ東野作品群の中でもレベル的に決して劣るものではなく、むしろ出色の出来ばえと言っていい傑作だった。 クールな短編集
この短編集の作品では、主役は依頼人です。探偵はあくまで脇役で、名前すら出てきません。巧妙なトリック、事件関係者のさまざまな思惑が魅力的です。どの作品でも、最後に思わぬどんでん返しがあります。 しゃしゃり出ない探偵コンビ!続編希望
本作は、主にVIPの依頼を受けて調査を行う探偵コンビが関わった5つの事件を描くものです。 「探偵倶楽部」の二人の素顔は?
個人個人の利害関係が複雑に絡み合った様子を描いた「偽装の夜」、 キャラクターに魅力はないが、ストーリーは傑作
VIP専用の調査機関<探偵倶楽部>を名乗りやってくる男女二人。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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