吉田先生の最後の作品
幻の「ガンメタルハウンド」「ヒューマンファクター」や未刊となってしまった物語、「極光の牙~序章~」が掲載されています。
これからのトリニティブラッドの構想メモなるものも掲載されており、帝国や教皇庁、そして騎士団の行く末もある程度知る事ができます。
また、辞書的な「大聖典」も読み応えバッチリです!
当たり前のことなのですがTHORES柴本先生のイラストがため息がでるほど美しいですvvこのイラストは構想メモにのっとったもので「えッ!?ホントに!?」と思うものもあります。しかもイラストの枚数も多いです!!こんなにいい作品が未刊に終わってしまって本当に残念極まりないですが、吉田先生の大作、トリニティブラッドの最後の作品「Canon 神学大全」はフィナーレに相応しいものなので読んでみて下さい!!
語られることの無かった物語
もう、これ以降の話が書かれることはなくなってしまった未完の大作――トリニティブラッド。
これはその締めくくりとして発刊される一冊だと思います。内容は、既刊の語句解説だけでなく、作者の遺した構想メモ、語られることの無かった話を基にした美しいイラスト、そして今まで文庫に収録されなかった話です。
今まで謎のままだったことの真相も、少しだけ明らかになっています。
また、作者の構想メモからわかる壮絶な展開を読むことができなくなってしまったというのは、本当に悔しいですね。
”トリニティブラッド”の最後を見届ける意味を含めて、この一冊……Canon神学大全は読んでおいたほうが良いと思います。
そして、この一冊を読んでから本編を読み返すと、さらに本編の面白さ・魅力が引き立つことは言うまでもありません。