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カラヴァッジョへの旅―天才画家の光と闇 (角川選書 416)の商品レビュー なにしろ読みやすい
イタリア美術史の若桑みどりが逝去する直前、半年に及んだ講義「カラヴァッジョ論」を聴講することができたのだが、目からうろこが落ちるような「若桑カラヴァッジョ」にも引けを取らない「宮下カラヴァッジョ論」だった。辛口批評を身上とする若桑が健在だったら、本書についてどのような感想を持つか聞きたかった。大著の「カラヴァッジョー聖性とヴィジョン」に比べても、こなれた文章で読者をひきつけた。こういう本を、地下鉄の中で読む若者が増えてほしいものだ。 お勧めです☆
カラヴァッジョの世界的権威である著者が、サントリー学芸賞を受賞した『カラヴァッジョ』に続き出版したカラヴァッジョ入門書。 画家の生涯を旅する!
カラヴァッジョは日本ではそれほど有名ではなくて、知る人ぞ知る画家だったのですが、最近ファンが増えてきたのか、本もいろいろ出るようになったのでうれしいと思っていました。この本は、カラヴァッジョ研究の第一人者が書いたもので、絵を見て回る旅行案内のようなものかと思ったら、生涯に沿って絵を解説して、また絵のある場所や雰囲気の説明もあるという感じで、とても読みやすいです。故郷のカラヴァッジョから始まり、ローマを経て、ナポリ、マルタ、シチリアの逃走ルートを順にたどっていて、実際に絵を見に行った気分になります。行ったことがある美術館とかも懐かしく思い出せました。とてもわかりやすいのにあちこちにとても深い内容がさりげなく書いてあり、なるほどなーって感動しました。ただカラー写真が少ないのは残念でした。私がもともとカラヴァッジョに興味をもっていたことをのぞいても、今まで読んだ画家の本の中で、もっともためになってぐいぐい引きこまれておもしろく読めました。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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