富野語と一流人との すごい 対話
ガンダムで有名な富野ヨシユキ監督が各界の一流人と対談したもの。
一見すると突拍子もない種類の人間との組み合わせのように見えるが、実はそうではない。
富野監督は、語ることの多い、語った内容がメディアに出回るクリエイターである。
彼のテーマは時期によって異なるがここでは明確である。
身体性である。「動き」を描くアニメーションにおいて切り離せないからだの感覚を、オリンピック選手、身体論で有名な学者などに問いかけている。
監督の言葉は時にはわかりにくく、その方向性がわからないほどエキセントリックである。だがこの本を読めば、その思考の本質、中身がわかると思う。なぜこんなことに食い下がるのか、なぜここで絶叫してまで自分の思いを伝えようとするのか。そこには、彼の身体を重んじるナチュラルなものへの意識があるからである。
ともかく、その「変てこ」を楽しみ、その後に沈思黙考することができる良書である。
クリエイターといういきものの異常なまでのテンションを
見てください!