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内容は殺人、血、死体のオンパレードで、 世のお子様たちにおすすめできるものではありませぬ。 しかし、2003年「このミス」で2位になったように、どの作品にも 読者をうならせる巧妙なトリックがちりばめられており、 主人公の「僕」と森野夜の不気味&軽快な学園探偵小説?として、 この手の小説が苦手なはずな私も、続きが読みたくなった不思議な短編集です。
◆「犬」 連続ペット誘拐事件が巷を賑わせていた。 そんな頃、ゴールデンレトリバーとその飼い主の少女と出会った“僕”は―。 おそらく、視覚化不可能な小説特有のトリックが 使われているため、コミカライズされなかった作品。 不安や恐怖、さまざまな抑圧された感情に追い詰められた 犯人の人物像はすぐれて現代的で痛ましく、胸に迫ってきます。 ▼付記 ちなみに、本作での森野の出番は比較的少なめですが、 意外とベタな「弱点」が明かされ、萌えキャラっぷりを ちゃっかりアピール…、と思いきや、しっかりと 「裏」がありました。 ◆「声」 ▼あらすじ 北沢夏海の姉・博子が惨殺死体となって発見された。 明るく、外向的だった博子の死により、灯が消えたように 沈鬱なムードが覆うようになった北沢家。 そんな頃、夏海は痴漢から救ってくれた少年に、 博子の肉声が録音されたカセットテープを渡されて…。 ▼感想 未コミカライズ作品。 しかし、本作の設定や趣向は、別作品である「記憶」とミックスされ、 再構築がなされることで、漫画オリジナルの作品となりました。 (作品名は、「記憶」) 本作で“僕”の重大な謎が判明することにより、続篇の可能性は、 ほぼなくなったと思われますが、最後に森野が見せた無防備な 素の表情に救われ、思いのほか暖かい余韻に浸れます。
高校生が主人公にしては過激すぎるくらい生々しい。 ハッピーエンドが好きな方は終わり方に不満が残るかも。 読ませる魅力が詰まっているので あっという間に読めると思います。
もう寝なければならない時間なのに、ページを捲る手を止めることができませんでした。 乙一先生のセンスと技巧にまんまとしてやられました。 それぞれのキャラクターが、いい意味で非現実的でした。
僕は死体が見てみたかった 表紙と乙一さんの本をまだ読んだことが無かったので、手にとりました 全体的に淡々と書かれていて、盛り上がる部分はほとんどないです 犯罪行為の描写が細密に書かれているので、そういったのが苦手な方はやめておいたほうがいいかも 犯人の心理を多く書いてある方なので、それは楽しめました ただ、皆様が言っている最後の章のどんでん返しの意味を私がちゃんと把握出来ていないのか、 この作品にそこまでの魅力を感じませんでした