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螺鈿迷宮の商品レビュー 終末期医療(ターミナルケア)を題材とした医療物語
本書の螺鈿迷宮(らでんめいきゅう)は、終末期医療(ターミナルケア)を題材とした医療物語です。主人公である医学生の天馬は、幼なじみの新聞記者である葉子から、黒いうわさが絶えない老人介護センター、ホスピス施設と寺院を一体化させた複合型病院である碧翠院桜宮病院に潜入できないかと依頼を受けて、医療ボランティアとして潜入する。今回は、前2作ではでてこなかった姫宮が看護婦役でてきます。 人が最後にできる教育
とても重苦しい気分になる本だった。 『ジーン・ワルツ』の誕生と『螺鈿迷宮』の死
2007年11月30日リリース。海堂氏はいつも小説というメスで日本医療の患部はどこか、を白日の下に曝す。『ジーン・ワルツ』では産婦人科医がなぜ激減したかだけでなく、明治時代のまま変わらない法律の矛盾や、アンケートばかりとっている厚生労働省の逼迫した現実への無反応・無為無策さ、名ばかりの少子化対策といったあらゆるものの問題点を全て提示していた。『ジーン・ワルツ』が人間の『誕生』への問題提起であるとすると、本作は人間の『死』に対する問題提起として書かれている。そしてこの2つの小説は対となって構想されたのでは、と思える。 何となく肩透かしな気分
一応、全部の作品がどこかでつながっていることがわかっているので、出た順にタイムリーに読んでいるが、「ナイチンゲール」で登場した「ハウンドドック」のコンビは、この「でんでんむし」のために来たんじゃないの?と思っていたので、少々肩透かしを食った気分。「ナイチンゲール」ではあまり必要なキャラではなかったし、どこかで活躍させなきゃね。その後も出てこないけど、東京へ帰っちゃったのかな(笑)。 映画化されるなら次はこれでしょう。
「ナイチンゲール‥‥」で少々がっかりして、「ジェネラル‥‥」で持ち直して、この「螺鈿‥‥」で「チーム・バチスタ‥‥」に並びました。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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