商品の情報
エクサバイト

エクサバイト

この商品が欲しい!
この商品は Amazon.co.jp で購入することができます。このボタンをクリックすると、商品が Amazon.co.jp のカートに入ります。

エクサバイトの商品レビュー

3.0 意外性があまりなかった
膨大な情報を処理できる未来社会は、きっとこんな商売が始まるよね!なんていう設定は
非常に面白かった。
起伏があって読みやすい文章だったし、様々なエピソードも上手い。

が、話が転がっていく方向もそうだし、
主人公がやっていること一つ一つがなんだか「どこかで見たような」感じで
時々未来社会が舞台なのを忘れそうになった。
マスメディアの動きや出版パーティなどの描写もそう。

その「ちぐはぐな印象」のせいでストーリーにのめりこめないまま、
ラストの「主人公の母の真実」を知らされても、ちょっと興醒め。
これが最後のオチに来るなら何も未来社会が舞台じゃなくても、
はっきり言って古代が舞台でも良かったんでは???
と思ってしまった。

それなりによく出来ている話だと思うが。
2.0 復調!服部真澄
 しばしの休養の後に刊行された、著者の『バカラ』(2002)、
『GMO』(2003)、『海国記』(2005 これはリズム感が乏し
く最低でした。)は、いずれもパンチ力に欠け、もの足りなく
感じました。久々に、出来のよいものを読んだ気がします。
 中身は、情報の確保と争奪、そしてそれに係る権力の陰
謀という著者お得意のモチーフでの近未来小説です。203
3、2025、2031、2119年と時系列がめまぐるしく変わる
のに展開に淀みがないのは、著者の本領であるストーリー
テラーとしての卓越したタレントが、十分発揮されたからな
のでしょう。
 難点は、ヴィジブル・ユニット(体内に装着した超小型記
録メディア)という創作上の仕掛けに現実感がないこと、そ
してクニコ(主人公の母親)の長寿の秘密が、ありきたりに
過ぎることでしょうか。本来は減点対象なのでしょうが、今
回はご愛嬌ということにしておきます。
4.0 記憶はきえる 記録はいきる?
額に装着した超小型カメラで人々が自らの日常を録画する様になった近未来を舞台に、有名無名の人々が残すそれら大量の生涯映像を基に精緻な世界史を編み上げよう、というプロジェクトに渦巻く陰謀を描いたSF作。人間にとって「記憶」の中の真実と「記録」に残る事実のどちらに意味があるのか、問いかけるテーマは意外に深い。
私達は、文章で残された史書が勝者によって都合良く糊塗されがちであると認識しているが、映像の記録に対しては往々にして脇が甘く、眼前で動く光景を鵜呑みにしがちだ。しかしデジタル加工技術の進化によって、たとえ動画であっても、何が事実で何がフェイクか判別できない時代が早晩訪れようとしている。
「記憶はきえる 記録はいきる」。本書を読み終えた後、眞木準氏が30年以上も昔に文具の広告で書いた有名なコピーをふと思い出した。消えゆく「記憶」にこそ「真」が在り、生かされた「記録」こそ実は「虚」に満ちている。そんな時代がいずれやって来るのだろうか。
2.0 あっさりしすぎでもったいない
超小型化された電子機器を体内に埋め込み、自分が見たもの聞いたものすべてを記録する、というのは良くある話ではあるが、アイデアとしては面白い。しかしこの本はそのアイデアを活かしきれておらず、話に厚みがない。いわば経験をデジタル記録するわけだが、そうすると当然「データの改ざん」や「データの捏造」といった問題が生じてくることは容易に想像がつく。それをあたかも大事のように描写されても読み手としては白けるばかり。また、主人公の母親と「会長」の関係についても、本来ならば「驚愕の事実」であるはずなのに、演出不足からそれほどの驚きを感じることはできなかった。そこまで期待するなと言われればそれまでだが、この手の小説はまさにそこが生命線であると思うので、物足りなさが残ってしまった。
4.0 情報化社会の怖さを考えさせられる
服部真澄の新刊本。養老孟司と佐藤優という面白い取り合わせで帯に書評を書いていたのでつい買ってしまった。彼女にしては珍しくSFチックな小説だが、近い将来に実現しそうなテーマを描いている。電子記憶装置がどんどん小型化・大容量化し、眉間に付けたアクセサリーのような小さなカメラで人の一生分のデータを楽々と記憶できてしまう装置が開発されたというところからストーリーが始まる。その録り貯めた映像を誰がどのように使うのか、膨大なデータをどのように処理するのか、情報の偽造をどのように判断するのか等々、現在でも起こっている情報に関する課題が未来になると更に大きくなるという筆者の問題意識が裏側に透けるようにスピーディーに展開していく。なかなか深い内容であり、色々と想像を巡らせながら読了した。

なお、表題の「エクサバイト」とはギガバイト、テラバイト、ペタバイトときて、その上の単位である。20年くらい前はバイト単位の世界だったことを考えると、20年後にエクサバイトの世界に突入していても何の不思議もない。

本の最新売り上げランキング - トップ10

1位 ミシュランガイド東京2009 日本語版
おすすめ度: 価格: ¥ 2,415  通常24時間以内に発送
2位 残り97%の脳の使い方【セミナーCD付】 ~人生を思い通りにする!「脳と心」を洗う2つの方法~
おすすめ度: 価格: ¥ 1,575  通常24時間以内に発送
3位 ファミ通 マル得 コネクト!オン モンスターハンター フロンティア オンライン ハンティング・マニュアル (エンターブレインムック)
おすすめ度: 価格: ¥ 1,500  通常24時間以内に発送
4位 寝ている間に全自動で副収入が月8万円儲かるしくみ【CD-ROM付き】
おすすめ度: 価格: ¥ 1,575  通常3~5週間以内に発送
5位 MUTUALITY:CLAMP works in CODE GEASS
おすすめ度: 価格: ¥ 1,995  近日発売 予約可
6位 ハワイに伝わる癒しの秘法 みんなが幸せになるホ・オポノポノ 神聖なる知能が導く、心の平和のための苦悩の手放し方
おすすめ度: 価格: ¥ 1,575  通常24時間以内に発送
7位 彩雲国物語  黒蝶は檻にとらわれる
おすすめ度: 価格: ¥ 540  近日発売 予約可
8位 細野真宏の数学嫌いでも「数学的思考力」が飛躍的に身に付く本!
おすすめ度: 価格: ¥ 1,260  通常24時間以内に発送
9位 起きていることはすべて正しい―運を戦略的につかむ勝間式4つの技術
おすすめ度: 価格: ¥ 1,575  近日発売 予約可
10位 ヴァナ・ディール通信 vol.6 秋のバージョンアップ特集号 (エンターブレインムック)
おすすめ度: 価格: ¥ 1,500  通常24時間以内に発送
こちらもおすすめです
ポジ・スパイラル
価格: ¥ 1,785
通常24時間以内に発送
エル・ドラド〈上〉 (新潮文庫)
おすすめ度: 3.0
価格: ¥ 580
通常24時間以内に発送
清談 佛々堂先生 (講談社文庫)
おすすめ度: 5.0
価格: ¥ 560
通常24時間以内に発送
エル・ドラド〈下〉 (新潮文庫)
価格: ¥ 620
通常24時間以内に発送
最勝王
おすすめ度: 3.0
価格: ¥ 1,995
通常3~5週間以内に発送