楽しい楽しいおしゃべり しゃべりすぎ?
ほぼ日刊イトイ新聞連載エッセイの単行本化。本書は2冊目。「ほがらかな人々」というのはゲイのこと。でも新宿二丁目で働いている人ではなく、二丁目で遊んでいる人たち。つまり、昼間は別の職業を持っているんです。ふだんは、一般社会に溶け込んでいる人たち。
会社社長のジョージさん。彼はNY生まれ。お父さんの会社を継ぐ。このお父さんが堂々と愛人を作っています。彼にとってノンケのプロトタイプはこのお父さんなので、話がデカい。
画家のつねさんは、ジョージさんのパートナー。別々に暮らしているけれど、一生添い遂げるつもり。巨漢。ギャグが大好き。
ノリスケさんは二人の友人で、やっぱり男性のパートナーがいます。一般常識を持った普通のOL感覚のゲイ。
この三人が「きれいってどういうことよ」「愛し続けるって?」「さみしいって?」などしゃべるしゃべる。
一番の読みどころはメトロセクシャルについて。これ、最近の男性誌でいわれているライフスタイル重視の30代を中心とした男性の趣向のこと。でも広告代理店がいうような「メトロセクシャル」ってちょっと違う、とジョージさんが解説しています。
TVでオネエ言葉をしゃべるタレントがなぜモテルのか、よくわかりました。
webでは読めないおまけは、NY旅行でのおしゃべり。
彼らのおしゃべりが楽しいのは、彼らがとてもたくさんのことを我慢しているのに、とても人生を楽しんでいるからなのかな。