ようこそ amazlet.com へ! amazlet.com は Amazon.co.jp と連動したショッピング・サイトです。Amazon.co.jp だから安心・安全。 気に入った商品は ワンクリックで Amazon.co.jp のカートに追加することができます。
25話から始まる本の後半。 愛の群像を見た人の共通の話として 辛すぎてここからもう一踏ん張ろうとしてもなかなか進まない。 この気持ちに、優しく手を添えて、私と一緒にすれば怖くないのよと 勇気をくれる本です。 独特の文体もいいし、気づいていなかった部分を全部汲み取ってくれる お友です。 この本に出会えて本当に幸せです。 熱烈 推薦 是非幸せを一緒に味わってほしい名作です。
『愛の群像』の旅は、後半にさしかかるや否や、一気に悲劇の様相を呈してくる。 それにともない著者の旅案内もまた、一気に力強さを増し、熱を帯びてくるように感じられる。 上巻では感じられなかった、闘いに挑み切り込んでいくような緊張感が、この下巻にはみなぎっている。 その気迫はまるで、あまりに辛いドラマの展開に、これ以上ジェホを見ていられない、この先旅を続けられない、と逡巡する旅人を、叱咤激励しているかのようだ。 「ここで旅を終わらせてはいけない。 どん底の辛い場面を正視してこそ見えてくるものがある。 さいごまで一緒に行きましょう!」と。 そこには、ドラマをまるごと愛し、等身大のジェホを限りなく愛する著者の、覚悟と勇気と情熱がある。 あとがきで著者は、ドラマの原題『私たちは本当に愛したのだろうか』という問いかけを、読み手に投げかける。 「本当に愛する」とはどういうことなのか。 本当の幸せとは何なのだろうか。 そのためには何を求めるべきなのか。 それは、ドラマの世界に留まらず、自分自身の人生への問いかけとなって、読み手の胸に直接響いてくるのである。 一方、上下巻通して、著者の人物描写にふれ、『愛の群像』という邦題の奥深さをも、あらためて感じることが出来た。 ひとりひとりのキャラクターのみならず、人と人とのつながり、心の交流とその関係の変化を、実に立体的に捉えている。 著者の目を通してドラマを見ると、実に様々な愛の形を描いた「群像」劇であることが、際立ってみえてくる。 それにしても、このように縦・横・斜めに切っても、ズタズタにならない、説得力を持った、ノ・ヒギョン氏のシナリオの底力には感嘆するほかない。 そして、このシナリオに、生きた人間の体温と「匂い」を与えた、ペ・ヨンジュンをはじめとする俳優たちの素晴らしさにも。 無性にドラマが見たくなった。 最初から最後まで! 『愛の群像』の旅は終わらない。
ドラマ評論の枠を越え、ドラマさえも越えてしまうかのような、驚きの吸引力。 登場人物ひとりひとりの人間像が深く描き出されるドラマ後半の展開を、なおも掘り下げて分析する著者の人物(人間)への理解は並みではなく、特に韓国ドラマにつきもののヒール(悪役)と片付けられがちだったヒョンス=ユン・ソナに関するくだりには、この著者ならではの洞察力と筆力が遺憾なく発揮されていると思う。 ジェホとシニョンに関する描写はおそらく実際の画面を見るよりも美しく、あたかも陰影に富んだ絵画を鑑賞するかの趣がある。 あとがきに結実する終盤の力強さ、そしてもたらされる感動は圧倒的である。読んで絶対に損のない、充実の一冊(二冊?)。