良いです。
前作から2作目となっていますが実は
彼が前作を書くもっと前に少しずつ心の捌け口として書いていた
小説のような短い物をまとめた作品なので
前作よりも不思議な国の物語調が薄くなっています。乗り越え難い過去を通して、深い心の傷を負い、しかし
汚れても汚れても汚れない・・・、何に書いてあったか忘れましたが
もし小説を書く事を知らなければ
何かとんでもない事をして犯罪者になっていたか死んでいたか
どっちかだったろうと言っていました。
つまり、小説を書く事は彼の精神的な治療になっているのです。
彼の書いたインタビューや色々な記事?も読みましたが
そういう文章も書き方が面白いです。
今はHarold's Endを読んでいます。
どこから取っても綺麗な話になり得ないどろどろした現実を
美しく童話風に素で書く天才だと思います。
今はバンドの詩も担当していて元気にしているようです。
ウェブ上では彼の日記も読めます。
強烈、ゆえに純粋
強烈な印象を残した前作より、強い描写が多い今作。
それ故に、前作より主人公のピュアさがストレートに伝わってくる。恐ろしいほどにドライで、切ないほどに繊細な
どこか遠い世界のようで、誰の中にも存在するような
この作者にしか表現できないだろう、曖昧な感覚。空気。
前作とは違い、短編調の今作だが、その世界観は健在である。
この作品を読む時、自分の感覚や、常識を取り去って、ひたすら何もない状態で読まれることをオススメしたい。
きっと、どうしようもなく、彼に会いたくなるだろうから。
強烈、ゆえに純粋
強烈な印象を残した前作より、強烈な描写が多い今作。
それ故に、前作より主人公のピュアさがストレートに伝わってくる。恐ろしいほどにドライで、切ないほどに繊細な
どこか遠い世界のようで、誰の中にも存在するような
この作者にしか表現できないだろう、曖昧な感覚。空気。
前作とは違い、短編調の今作だが、その世界観は健在である。
この作品を読む時、自分の感覚や、常識を取り去って、ひたすら何もない状態で読まれることをオススメしたい。
きっと、どうしようもなく、彼に会いたくなるだろうから。
インパクトはあるが・・・
前作『サラ、神に背いた少年』も衝撃的だったが、こちらはもっといっちゃってる感じ。サラというのは自分の母親の名前だが、ここでその名前を名乗るようになった経緯がわかる。といっても、たぶんそうなんだろうという読者の想像でしかないが。「ただひたすらに母の愛を求め続ける」というのは、ちょっと違うんじゃないだろうか?幼いときから、彼は自分の性癖に気づいており、一種異常な快楽を求めていたと思う。
小説として面白いと言えば面白いが、おぞましいと思うと非常におぞましい。自伝的小説ということなので、作者は書きながら違う世界に飛んで、自己満足してるんじゃないか。
最後のほうでは、主人公も母親のサラもおかしくなる。最初からおかしいと言えばおかしいのだが、サラ(母親)が気が狂ってからの話は面白くなかった。これもまたドラッグのせい。ドラッグをやって入り込む、妙な世界の描写はうんざりだ。