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アルキメデスは手を汚さない (講談社文庫 こ 1-1)の商品レビュー 疾風のような青春小説
乱歩賞受賞作だがミステリというよりは青春小説だろう。私は本作発表とほぼ同時に読んだ。題名は、アルキメデス自身は人殺しをしていないが、彼の発明・発見によって後に多くの人々が殺された事を指す。意味深のようだがハッタリである。 面白い作品だが、、、
テンポよく進行するストーリーは読みやすいし、高校生のときに初めて読んだときは非常に面白く感じた。しかし、この小説の材料となる事件がひととおり出揃った時点で、それぞれの犯人を完全に特定はできないものの、犯人となるであろう対象人物がかなり限定できてしまった点は推理小説としてやや迫力不足を感じた。また、反体制的高校生たちが起こす行動が「妊娠」であった、というのはやや非現実的なストーリー設定だと感じたのは私だけだろうか。とはいうものの、この作品の小説としての出来栄えやおもしろさを否定するものではない。 アルキメデスは手を汚さない
現代の高校生には見られない友情、青春だとおもう。しかし考えている事は今も昔も変わらない。子供たちは大人が思ってるほど単純じゃないし、大人にない純粋な気持ちで物事を見ることができる。こんなにすばらしい作品を今頃読んでしまった事が悔しい。中高生にはぜひとも読んでもらいたいが、子供の心がわからない、分かってるふりをしている大人にも読んでほしいと思う。 ブラックでドライな若者像を描くミステリ
東野圭吾が傾倒したことがあるという作家の乱歩賞受賞作(そういわれれば彼の乱歩賞受賞作「放課後」にも共通した雰囲気)。胸が悪くなるようなこどもたち。子供の本質を、ある意味リアルにとらえているのかもしれない。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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