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じぶん・この不思議な存在 (講談社現代新書「ジュネス」)の商品レビュー 答えとしての<わたし>、問いとしての<わたし>
「<わたし>とはいったい何ものなのか?」 他者とともにある自分
「わたしって何者?」っていう問いはだれもが一度は考える普遍的なもので、私自身も例にもれず気になって、本著を手にした。筆者が本著で主に主張していることは、自分自身について「私は誰か?」という問いを自分の内側に求めても自分に固有のもの、つまり答えは得られないということだと思います。私は誰にとってどういう私か、という他者との関係の中で、私というものを考えることにむしろ、答えを見いだせそうな気がする。それと同時に、私は他者にとってのそういう他者になるべきだ、支えられたり支えたりと支えあうことが重要なのです。だから、他者から他者と認めてもらえないときは、私の存在がゆらぎ、居心地が悪くなる。電車内で化粧をする女性に嫌悪感を感じるのはそういう理由からじゃないかと、わかりやすい例もあり、難解なものではなくできるだけ平易に書かれていると思います。 日常に生かせる哲学
「私はだれ?」という問いにまつわる話しです。 電車のなかで化粧する<思想>
名著である。哲学的な訓練を積み、なおかつ考え抜いた知性だけが能くし得る文章といえる。 存在の不思議
「こだわりやしがみつきを手放すこと」についてあれこれ思う昨今であるが、人がとかくこだわり、そして悩みの種となっている問題に、〈わたし〉とか〈じぶん〉とかいったものがあるのではなかろうか。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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