素朴な疑問(??)にも、きちんと答えてくれてます
生物時計の話とそれに関連する睡眠の話です。
生物時計ってどんなもの、どんな仕組み、遺伝との関係は?等が、筆者の発見を交えながら、説明してあります。睡眠については、眠りとは何か、なぜ眠るのか、眠りのメカニズムは?が説明してあります。素人ですが、分かるように書いてありました。専門の内容を書く、というより、専門外の人にも内容が分かるように、興味が持てるように書かれている、という印象の本です。
筆者の発見したこと、研究内容は、それは、それで立派なんのでしょう。(すいません、門外漢なんで、ちょっとピンと来なかったところも・・)が、個人的には、「ハエは眠るのか」とか「生物時計は、人とその他の生物で違うのか」とか「ハエにも、不眠症がいるのか」「虫も夢見るの」等、素朴な疑問(??)にも、研究成果から解説してくれているところが、良かったです。愉快、愉快に読めました。
また、生物学(主に、遺伝子関係)の動物実験の様子も、わかりやすく説明されていて、そのやり方や内容が、興味深く面白いものでした。
いやはや、生物とは不思議なものだなぁ、と好奇心を呼び覚ませてくれた1冊でした。興味の尽きぬ本でした。
研究のよろこび
面白い本です。
すんごく面白い研究の本です。
研究の内容については,他のレビューや紹介文を参照されてください。著者が研究することをどのように楽しんだのか,
研究の中で最高級の興奮はいつ得られたのか,
研究する喜びが文章から伝わってきます。
奢らず,また衒わずに述べる簡潔かつ謙虚な文体も大きな魅力です。
科学に対して懐疑的な思惑がある方や,研究は自分とは関わりないと考えている方にこそ手にとってもらいたい本です。
生命現象を解き明かすことの素晴らしさが集約されているので,未知の豊穣に接することができると思います。