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昭和金融恐慌史 (講談社学術文庫)の商品レビュー 金融危機をしるための良書
昭和初期に発生した金融恐慌についての名著と呼ばれる本です。 日本版「生きた経済の神様 高橋亀吉」の手による昭和金融恐慌の歴史
意外と知られていないが、世界恐慌の2年前、1927年に日本は金融恐慌をいち早く経験している。「昭和金融恐慌」と呼ばれるこの恐慌では、銀行の取り付け騒ぎが発生。日銀が急いで紙幣を増刷したため、印刷が間に合わずに裏が真っ白の200円札が流通したという逸話まである。 そして再度、歴史は繰り返す
在野の経済評論家を主執筆者とした、 「歴史は繰り返す」という見本
本書はタイトルにある通り、1920年代後半のいわゆる昭和金融恐慌について細密に書かれたものである。当時、金融危機が発生した時に、何を守ろうとして、どのような手を打って、結果どうなったかというのを見ていると、バブル崩壊後のロスト.ディケイドで行われたことと似通っていることに驚かされる。すなわち、往時のこうした記録と、バブル崩壊後のあれこれを見つめ直すことで、何故日本経済は規模の面で欧米と伍する部分があるのに欧米と互角に渡り合えないのかという問題点が理解できるということである。too big to failということが前提にある日本の金融管理政策の誤謬を認識するための本。名著です。 金融危機を学ぶための1級の資料
経済と金融を考えるとき、学ぶべきはそのメカニズムの脆さであろう。人間が作るシステムには、必ず問題がある。欠陥を知りながら、改善していく歴史がこれまでも繰り広げられてきた。本書は、そうした人々の動きを知るための第一級の資料だろう。文庫で読めるというのもありがたい。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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