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ヒューモアとしての唯物論 (講談社学術文庫)の商品レビュー 元気の出る本
ヒューモアとしてではない唯物論というのは結局虚無的なものでしかないと思う。ヒューモアとしての唯物論というのは要するに括弧で括る行為であり、あまりにも人間的な姿勢でもあって、現実にそれを超越する試みではない。それをスピノザにとっての「認識」と言い換えても差し支えはないと思う。柄谷自身もまた共同体の内部にいる。それは単なる事実であって、それ以上のものではない。問題なのはそれをどう捉えるかの方であり、そこにヒューモアが生まれる。僕がこの本を読んで思い浮かんだのは「私は一人の他者である」というランボオの言葉だった。元気の出る本だと思う。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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