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恋、特に片思いをしたことある人には心打つ最後1頁だと思います。もちろん主人公の心理描写のプロセスが深いからこそ、最後1頁で私は心を打たれたのだと思います。
暴走なのかそれとも大きな意味があるのか,大いに悩む作品です. 各章の最初に『上手なミステリの書き方』ということで, ミステリ作品を書く上でのセオリーのようなものが出てくるのですが, 実際にはそのセオリーとは逆の方向へ物語が展開していきます. 最初は変わっていておもしろいと思って読んでいたのですが, 今までのシリーズとはまったく関係のないエログロな表現など, 次第に過去2作とはまったく違う雰囲気についていけなくなりました. 正直なところ,不快に感じる描写もかなりありますし…. これまでのように事件や謎解きもほとんどありませんし, メインとなるはずの人物たちの登場機会も少なめです. なぜこのような感じになってしまったのかよくわかりません. やろうとしていることはわかるけれどなぜという感じです. 『結末圧倒的感動』という最後も,不快感が勝って大きな印象はありません. ただ,次回作へ向けた謎のページや過去の事件に触れるなど, 夏に出る続刊への大きな伏線らしきものはいくつかありました. 今回感じた違和感も含めて,次作が大きなポイントになりそうです.