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どんでん返しの連続。競馬を知らない人でも楽しめます。 途中、競馬ニュースに勤める女性がどうしても男性に思えて仕方なかったんだけど、これはわざとなんでしょうか?
題名が面白いですね。 パステルから想像したのはパステルカラー・・・・・淡い色彩。 ん、焦茶色とパステルってどんな取り合わせなんだろう? 馬の名前でした。 実はこの題名がしっかり意味を持っています。 競馬を題材にしたミステリーですが、私のように全く競馬を知らない人間にも分るように描かれています。 競馬評論家の「大友隆一」が殺害されます。 巻き添えのように思われたのですが、ある事実に気が付いていたことが判明します。 その事実とは何だったのでしょうか? 大友隆一の妻「香苗」とその友人「綾部芙美子」が謎に迫ります。 最後の見事などんでん返し迄の筋立てもしっかりしていて安心して楽しめる作品です。
デビュー作? らしい。 『99%の誘拐』が、おもしろかったので、 読んでみました。 馬には詳しくないので、 そこの謎解きは、 「あぁ、そうなの」 的でした。 それと、動機がイマイチ、 わかりにくかった。 そんなことで、3人死ぬの? とも思いましたが、 まぁ、理屈は通ってるかな。 登場人物のキャラとか、 最後のどんでん返しとか、 ドラマがしっかりしてので、 最後まで楽しめました。 “馬”モノは、まだあるらしいけど、 それ以外のものを、読んでみようかな。
馬はただ純粋に走るだけだ。ひたすらゴールをめざして。人間は その純粋に走る馬さえも、自分の利益のために利用しようとする。 大友の死の真相が明らかになるにつれ、競馬界の驚くべき事実も 見えてくる。隠そうとしたことは、人を二人も殺してまで守るべき ことなのか?動機が明らかになったときにはむなしさを感じた。 人間の利害関係に巻き込まれたパステルも憐れだ。本来のミステリーの 面白さに加え、競走馬の血統についての描写も興味深く、面白かった。
読みやすい文章と巧みな構成の作品。 伏線の張り方や最後のどんでん返しなど手堅くまとまっている。 探偵役の女性二人のキャラもうまく立っていてる。 ただ、この作品の鍵となっているサラブレッドの系統については、 競馬に興味のない人には、作者の説明に「そういうものか」と納得 するしかない。 判りやすさという点では、前年の乱歩賞候補作「あした天気に しておくれ」の方が判りやすかった。