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卒業―雪月花殺人ゲーム (講談社文庫)

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卒業―雪月花殺人ゲーム (講談社文庫)の商品レビュー

4.0 卒業までの半年で
第二の殺人は、何度読んでもおそらく解らないトリックですね。ミステリーというより、青春小説として読みました。
ちょうど、この本が刊行されたころ、私も大学を出て、社会人の扉をたたきました。
私は「青春時代」という歌が好きで、「卒業までの半年で答えを出すというけれど〜」というフレーズが、読後に頭の中を駆け巡りました。
最後に、残った仲間がそれぞれに「答え」を出していくわけですが、大人になっていく最終過程で出す「答え」だけに、みなそれぞれが重い責任を背負った答えを出しました。
人生を終わらせる者もいます。
私のときも、同じです。私も答えを出しました。「答えを出す」=「決断」ですが、その決断を下すために大学生活があったと思っています。
小・中・高の友人はいまだに永く続いていますが、大学の四年間の友人は長続きしていないですね。やっぱり、この年の友情って難しいものなのか、と思いました。
5.0 青春推理ミステリの第2弾における主人公は大学生。加賀恭一郎の原点ここにあり!
 27歳の若さで乱歩賞を受賞した作品『放課後』で鮮烈なデビューを果たした著者による第2弾作品。主人公らはT大学に通う大学生である。ベストセラー『赤い指』(単行本)で今なおその活躍を見せ続ける加賀恭一郎が初めて登場する作品であり、ファン必見といったところだろうか。彼の大学時代の様子を窺い知るにはもってこいだ。

 シンプルなタイトルではあるが、この「卒業」という言葉の意味を私はあまりよく考えたことがなかった。卒業しても大学時代の友人との付き合いは続くわけだし、いつになっても大学時代の想い出は永遠に消え去ることはない。10年以上も前に卒業したにもかかわらず、大学での4年間は何にも換え難いまことに貴重な日々だった。こうした感覚はすぐに分かるものではなかろう。やはり10年くらいの期間を経たのちに得られる特殊な感覚なのかもしれない。本書を読みながら自らの大学時代をフラッシュバックさせていた。東野作品の青春推理ミステリはいまだに色褪せることのない新鮮な魅力を秘めている。登場人物の会話・行動様式や価値観(思考様式)などは決して古びていない。「解説」で指摘されているとおりである。本書はとくに若い世代の記憶に残る作品であるに違いない。むろん私もその一人である。

 友情や信頼とは一体何であろうか。仲間を信じる「根拠」とは何であろうか。そんな根拠などなくとも自然と振舞える人間同士の付き合いこそ「仲間」なのかもしれない。本書を読むと、「友が友にとって殺害される」という生々しい描写が活写されている。若いからこそ友情や信頼に悩むのかもしれないが、本書に潜む難解なテーマは「青春」という華々しい言葉の裏に歴然とその姿を曝しているように思われるのだ。初登場した加賀恭一郎は本書でも独特の存在感を放っている。推理力もなかなかのものだ。彼に自らの大学時代を重ねる読者もいるだろう。「卒業」―人は何から卒業するのだろうか。
4.0 加賀恭一郎初登場の作品
 「悪意」「どちらかが彼を殺した」を読んで、加賀恭一郎が両方とも出てきたので、「他にも加賀恭一郎が出てくる作品はあるかな?」と調べてみたところ、他にも出てくる作品がたくさんあり、まず初登場の作品を読んでみようと思い、本作品を読んでみました。

 「悪意」などを読むと、「加賀恭一郎は名刑事で、推理を少しも外さないんだろうな」という印象を受けますが、本作品では少し違います。8割方当たっているのですが、所々推理が外れています。「推理小説としてそれはどうかな?」とも思う人もいるかもしれませんが、私はいいと思います。加賀恭一郎も大学生で経験が少なかったのだとも思うし、100パーセント当たるなんてことは現実にはないと思うので嫌いではありません。

 本作品以外で加賀恭一郎の出てくる作品を読んだ人には本作品を読むことを、お勧めします。また、東野作品を読んだことがない人で、「東野圭吾を読んでみたい」という人には、まず手始めに本作品から入ってみることをお勧めします。
5.0 加賀恭一郎ファンなら是非
記念すべき加賀恭一郎シリーズ第一作目。
加賀の登場する他作品を先に読んだためか、加賀の学生時代をこっそり盗み見ているようでわくわくした。
内容は決してわくわくするものではなかったが…

読み終えた後に残る喪失感。綺麗にまとまっていると思った。
雪月花のトリックの複雑さには思わず唸ってしまった。
正直言って読みはしたが理解はできていない…

ミステリーとはちょっと違う気もしますが、青春小説としては非常に良い作品だと思います。
4.0 雪月花・・・?
 はじめは「雪月花って・・・?」という思いと、登場人物の関係がやや複雑な思い―私にはそう思えました―から前半はやや退屈な印象でした。スピーディーな印象はありましたが、雪月花という茶道に関する話は、図をまじえながらわかりやすく描こうとしてはいましたが、私にとっては、ややわかりにくさは拭えませんでした。茶道に造詣のある方ならば抵抗無く読み進めてゆけるとは思いますが、そうでないとやや抵抗はあるかと思います。
 
 しかし殺人のトリックや、後半にかけての人物描写―後半になると複雑な人間関係が生きてきます―は、やはり東野圭吾。スピーディーな展開に加えて、幾重にもはりめぐらされた伏線が物語の終焉にむけて、本書をかがやかせます。 
 他の著書に見られる東野氏の科学的な視点はあまり感じられませんでしたが、最後まで読者を飽きさせない実力を本書はもっていると思います。

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