|
商品の情報
イビサ (講談社文庫)の商品レビュー 止められぬ、魂の旋律
今まで読んできた村上龍作品の中でも珠玉の最高傑作と言っていい。これだけ退廃的で淫靡で、それでいて詩的で耽美な小説が、果たして他に存在し得るだろうか? 革命
自身の欠如を自覚し、全く異にするもので補う、それ自体は自覚しないことが既に、革命的な要素を含むことを、本書を読み、学んだ。 共同体の、前の、後の、共同性
地域 民族 宗教 国家などの閉じて固まった共同体ではなく、 これぞ村上龍!!
破滅的ストーリーとありますが、なぜか悲惨な感じがしないです。 結局、「恐怖とイメージと情報の関係」ということでしょうか。
「あとがき」で著者が書くようにまったくもってじつに“破滅的なストーリー”でした。主人公はある声に導かれるように破滅へと向かっていく。一読者として、つまり傍観者としてこれを読むとき、それは単に他人の破滅への道程でしかなくて、彼女はただただ自らの意志で自滅してくだけのように見える。しかしこの主人公は常に明るさを失わないし、いつだってしあわせそうだ。どんなピンチも自分の持てる能力を総動員して、恥も外聞もなしに、あらゆる人の助けを借りて軽々と切り抜けていく。そして物語も最後になって、主人公は傍目には(読者目線的には)完全に破滅し切っているにも関わらず、なんだかしあわせそうだ、というより、おそらく彼女はしあわせだ。真偽のほどはともかく、少なくともそのように描かれている。 本の最新売り上げランキング - トップ10
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||