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村上春樹全作品 1990~2000 第6巻 アンダーグラウンドの商品レビュー 市井の人たちの人生ドラマを堪能
3月20日の地下鉄サリン事件に遭遇したというキーワードでさまざまな人が登場してくる。興味深いのは事件当日に「あなたはどうしたのか」という体験談だけでなく、その人のこれまでの人生も語られていることである。マスコミの報道では被害者○名と、数字という記号でしかなかった人たちの肉声を聞くことにより、「事件」そのものをより重層的に捉えることができたと思う。またなんでもない「無名」の人たちの「物語」が読ませる。 当たり前だけれど人生は十人十色であることを痛感
地下鉄サリン事件の被害者の方々のそれまでの人生、そして3月20日、事件当日の模様が語られているのだけれど、「事件当日」の話も興味深いのだが、それまでの生い立ちみたいな部分にとても惹かれた。面白いのである。テレビや新聞などで散々報道されてきた大事件だけれど、本書を読むことによって、被害者何名という数字だけの把握ではなく、もっとクローズアップしてひとりひとりの被害者のドラマを垣間見ることによって知らない事実などもあぶりだされてきてとても考えさせられた。 乾いた文体
村上春樹さんの乾いた文体は、ノンフィクションにぴったりだと思ってました。ある意味、冷徹な視線が感じられる文章です。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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