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先日、テレビで「太陽がいっぱい」が放送されまして、子供の頃に読んだ吉行さんと淀川長治さんの対談を思い出しました。 「あの映画は初のホモセクシャル映画だね」と淀川さんが言いだし、 さすがの吉行さんがあせる・・・という展開でした。 久々にその対談が読みたいなあと思って探し出したのがこの文庫本です。 読み返してみましたら、子供の頃に読んだ対談そのままが再録されていました。 巻末には似顔絵を描くために対談に同席することが多かった和田誠さん、そして丸谷才一さんとの対談がおまけとして収録され、対談裏話が披露されています。 そこでも、「この巻の白眉はやはり淀川さんと対談」とありました。 博学で物事を深く感じる吉行さんにとっても、淀川さんの「太陽がいっぱい」に対する見方は思わぬ指摘で、吉行さん対談終了後も相当興奮していたとか・・・ この文庫はそういう裏話を知ることができて楽しい上、子供の頃には理解できなかった話題が理解できるようになり、とにかく読んでていて楽しい! 吉行さんの対談集のファンだった父と同じく、枕元に置いてゆっくり読もうと思います。
苦労することなく、するりと対談相手ごとに楽しめる、読みやすい本だと思います。 この対談集においては様々な分野において強い魅力とお持ちになられている方々との対談が多いため、対談の名手たるテクニークなどはあまりみられないのかな、と感じました。 が、それは僕の若さが邪魔していて、実は吉行氏でないとゲストのここは引き出せなかったとかいうことがある筈、なのでもう一回読もうと思います。
が、それは僕の若さが邪魔していて、実は吉行氏でないとゲストのここは引き出せなかったとかいうことがある筈、なのでもう一回読もうと思います。