私との関係性で価値を計ったら、このくらいの評価でした
知人に紹介されて手にしました。また、事前に他の方の書評も読んでいたので、かなり高い期待を持っていました。しかし、実際に読んでみて、いろいろと「なぜ?」と思う点がありました。 まず、主張の順番、網羅性がどうもしっくりきません。また、著者の主張と、その主張の直後で取り上げられている事例がどうもつながらないように感じたのが数箇所あります。著者の目的が「単眼的思考にこりかたまっている大学生の考え方を柔らかくする」というところに集中しているとすれば、複眼的思考の体系すべてを語る必要はないのかもしれませんが、それを期待していたために肩透かしをくらった気がしました。
ただし、事例の多くが”いじめ”や”学歴社会”といった著者の専門分野である教育についての話顊??だったことも私が受けた印象に影響しているかもしれません。そのような話題にもともとあまりなじみがなく、「単眼的常識」と挙げられている典型的な考え方を私がもっていないために、そのあとの「複眼的思考」との対比にインパクトを感じないのかもしれません。
念のために。”ものの価値”を複眼的に見る事例のひとつとして「価値は、個々のモノの実体にあるのではなく、それと関係をもつヒトとの関係性にひもづく」といった見方が挙げられています。本書に対する私の評価は、本書と現在の私(40歳台のビジネスマン)との関係におけるものだと思ってください。
日本版クリティカルシンキング!!!
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