『成功の掟Ⅱ』実現版
著者の春山氏は身体の機能と引き換えに強靭な精神力と知恵を手に入れた。
それはあたかもマーク・フィッシャー著『成功の掟Ⅱ』で示されている「何かを手に入れるためには何かを犠牲にする覚悟が必要である」という教えを実現していると感じてしまった。
もちろん春山氏は望んで身体の自由をなくしたわけではないが、それと引き換えに得たものは大きなものだと思う。
「別に私が強いんじゃない、もともと人は強いものなんです」
という言葉に真理を感じます。
何をきっかけに人は自分の強さを見出すかはその人次第だと思う。健常者であることの幸せを当たり前に感じてしまって、自分の中の強さをなかなか見出せない自分にとっては、素晴らしい気づきを与えてくれた本でした。個人的には「飯のタネはアナログにある」という言葉にも共感しました。
デジタル全盛、デジタルがもてはやされている今だからこそアナログ思考から脱することの出来ない人たちのマーケットががら空きになっているような気がします。この辺の発想も、身体の不自由さと引き換えに得られた感性だと思います。
精神的な強さとビジネス成功の知恵を与えてくれる隠れた名作だと思います。