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田中角栄は資源供給の確保を動機とする対米自立外交を展開し、アメリカに先んじて中国との国交正常化を実現し、その結果としてロッキード事件で追い落とされた、というのが著者の基本認識。この著書では、毛沢東は田中角栄との会談で日中同盟論を提起していたことを明らかにする。毛沢東は「田中先生、組むというなら徹底して組もうではありませんか」と語ったという。田中角栄以後、日本の外交は再び対米追随路線に戻り、中国との経済関係の面でもアメリカの後塵を拝することになってしまった。この点は著者の前著『人脈でよむ中国の真実』で詳しく論じられている。両方読むと日中米の「三国志」的な三十年が理解できる。
田中角栄以後、日本の外交は再び対米追随路線に戻り、中国との経済関係の面でもアメリカの後塵を拝することになってしまった。この点は著者の前著『人脈でよむ中国の真実』で詳しく論じられている。両方読むと日中米の「三国志」的な三十年が理解できる。