タイトルは強気に出すぎですが…
中身は2002年~2004年の山本五輪代表の内幕を書き記した、前回のトルシエ代表戦記とも言えた『備忘録』の続編と言える書。 ただ、決定的に違う点は、『備忘録』は、トルシエの良き点、悪き点を山本さんの視点から赤裸々に綴った(よく暴露本という表現を使われていたが、トルシエから学んだ部分も多く書き記している)のに対し、『指南録』は、これまでの山本昌邦のコーチとしての軌跡とアテネでの真実を織り交ぜて綴ったことにある。 つまり、『備忘録』は指導者トルシエ評論本で、『指南録』は山本昌邦の自叙伝と言える。 サッカーが好きな方は是非両方とも読んで欲しいのだが、どちらか一冊となると、私は『指南録』を選ぶ。 何故なら、『指南録』からは山本昌邦の指導者としての原体験とともに、 現在いろいろな企業で実践されているコーチングや、仕事論、組織論など経営の参考になるような事例が数多く、それも山本さん自身がかなり意識して記していると思われるからである。 たぶん、山本さんのような最高位のS級ライセンス指導者はたぶんこんな本を書けるくらい、指導者としての勉強をしている。 この点は野球界も見習って欲しい点のひとつだ。
ただ、タイトルや、最後の「山本昌邦 指南三十六法」という表題はやり過ぎだと思うのだが…(苦笑) 日本がワールドカップを獲ってから書け!!と言いたくなる。
それから、サッカーの事情やアテネ五輪での経過を知らないと理解できない部分はあるが、アテネ五輪のU-23日本代表をよく見ていた方は、ぜひ一読を。
これ書いた人、イタイ。
タイトルだけで読む気がなくなる。
「備忘録」はまだしも「指南」とは何ごとか。片腹痛いわ。先にレビューを書いた方もおっしゃっていたが、彼にその資格はない。
何か勘違いしているのではないか。
また、よしんば編集者(出版社)がこのタイトルを薦めたとしても、固辞するのが普通ではないか。。。それとも「固辞」よりも「誇示」をしたかったのか(笑)。
私がこの本を読むとすれば、ツッコミ入れて遊ぶ目的だけだろう。