|
商品の情報
天使のナイフの商品レビュー 止まらない衝動
久々に読み始めたら止まらない本に出会った。これだから小説は面白いと思わせる一冊だった。 白黒つけられない面白さ
事件という形では決着がついた、 清々しい終わり方
おもしろかった。4年前の事件は犯行の動機の点から釈然としない点があると思っていたが、なるほど納得のできる動機であった。最後の弁護士の罪まではさすがに想像できないが、ストーリの展開が見事で一気に読んでしまった。最後の終わり方もハッピーエンドというわけではないが、清々しい終わり方だった。 後半の仕掛けはなかなかのもの
前半は、少年法や更生、少年犯罪の被害者の悲劇等、ちょっとありきたりの世界だったので、 これがデビュー作は、スゴイ
少年犯罪ものですから、少年を罪に問えるか?犯罪被害者の心情、更生とは何か?加害者側の問題等をなかなか鋭く捉えて、しかも作者薬丸さんの中で咀嚼した結果を小説という形しかもエンターテイメントとして成立させて、なお重過ぎないところは素晴らしい感覚です。今現在の状況を上手く使いミステリとしてのカタルシスも見事だと思います。特に、恐らく(私の勝手な考えです)山口県光市母子殺害事件の本村さんの心情を鑑みて本書を書こうと思われたのではないか?と思いました。私個人もとても気になる(ただテレビのニュースで見かけるだけですが)方ですので。そのうえで様々な本をお読みになり、消化したうえでのミステリーです。社会派ミステリ(昔の松本清張みたいな)にも近いところがありますが、もっとエンターテイメント寄りです。 本の最新売り上げランキング - トップ10
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||