商品の情報
魔王

魔王

この商品が欲しい!
この商品は Amazon.co.jp で購入することができます。このボタンをクリックすると、商品が Amazon.co.jp のカートに入ります。

魔王の商品レビュー

3.0 伊坂っぽくない作品
伊坂幸太郎のファンなので、この作品を手に取りましたが、いまいち・・・・
政治色が強く、兄弟の超能力も物語の中でそんなに意味があるのか良くわからず・・・

何か中途半端な感じが強かったな〜〜。
次の作品に期待します。

5.0 読者は問われているのだ。本書を読む「覚悟」はできているのか、と!
 インパクトあるタイトルの本書『魔王』は、表題「魔王」とそれに続く「呼吸」という2作品から構成されている。扱われている内容はきわめてデンス(濃密)かつディープ(深遠)だ。ファシズムの意味論、大衆迎合主義の問題性、米国や中国との緊張関係、アジアにおける日本の位置、憲法論議など、犬養首相の言葉を借りれば、「読者は本書を読む覚悟ができているのか」と言いたくなる。

 本書の評価は、今後の日本を見据えるうえで決して回避し得ないそうした重要な諸問題に対する、国民(ないしは一個人)としてのそれなりの見識を有していることが前提になっている印象を受けるからである。むろん本書を通じて、自分なりにあらためて問い直すことは可能であろう。

 前半の「魔王」よりも後半の「呼吸」のほうが私は好きだ。それは、清々しい大空とそこを自由に羽を拡げて雄飛する鷹といった自然描写が、乾き切った人間社会との鮮明な対称性をなしているせいかもしれないし、ストーリー展開における「目線」が亡くなった兄の弟の妻に移ったことで、ある種の柔らかさを帯びたことによるのかもしれない。いやそれ以上に、兄の信念・使命が弟に継承=バトンされてゆく緩やかなダイナミズムが巧みに描かれているからではないか。若い頃に両親を同時に失った兄弟間に生じた関係・心情をどう表現すべきか難しいが、永遠に心のなかで生き続けるであろう兄への「敬愛」ともいうべき価値観は尊い。社会現象に対して「諦観」や「無関心」でいることへの危険性を兄は誰よりも憂い、その姿勢は確実に弟に引き継がれてゆく。

 「馬鹿でかい規模の洪水が起きた時、俺はそれでも、水に流されないで、立ち尽くす一本の木になりたいんだよ」(278頁)という弟の主張は、兄の生き様を反映した発言である。犬養の「おまえ達のやっていることは検索で、思索ではない」(263頁)というセリフも私には響くものがあった。本書の含意は実に深い。
5.0 魔王とは
これは魔王についての物語です。
では魔王とは誰なのか?
最後の最後で明らかになります。
前編を通じてさわやかでほのぼのとした雰囲気が
最後の一瞬だけ凄絶な血と炎の色に染まります。
これは魔王覚醒の物語です。
2.0 文庫の値段なら満足できたが
伊坂氏のファンというわけではなく、店頭でチラッと見て面白そうだったから、あくまでも
エンターテイメント性を期待して購入しました。
結果、値段が不満でした。ハードカバーにする程の本かなぁと。

読ませる文章力で内容も確かに面白いのですが、謎は解明されずオチもない。主役二人の考
え方や生き方は読んでいてとても気分が良いのですが、ストーリィは完結していると言い難く、
狙ったのであればこれは一体どういうジャンルなのだろうという感想を持ちました。

文庫の価格帯であれば楽しめた分だけの価値はあると思いますが、わざわざ持ち歩きしづら
いハードカバーで価格も高いことを考えると、値段分のエンターテイメントを提供されたとは
思えません。

むしろ期待だけ高まらせてハシゴをはずされたような気分で、面白かった分の反動から二度と
この筆者の本は買うまいと思ってしまったほど。
面白さと拮抗するほどの欲求不満が溜まる作品です。娯楽を求める人には不向きかと。
4.0 「魔王」に比べて「呼吸」がいまいち
 強烈な個性を持った政治家に群集が扇動されて行く危機感を抱いた男が、特異な能力を使って、世の中の流れを食い止めようとする物語「魔王」。それから五年後、舞台を東京から仙台に移して展開される物語「呼吸」。ふたつの物語から構成されている本書の底を貫くテーマとして、群集が何者かに引きずられるように行動していく恐さと、その流れに逆らう兄弟の心を結んでいるもの、無条件の信頼とでもいう絆の強さ、それを描き出すところにあったんじゃないかという印象を持ちました。
 安藤潤也の兄の視点で話が進んでいく「魔王」と、潤也の妻の視点で進んでいく「呼吸」。不気味な恐さが行間から滲み出してくる「魔王」に比べると、続く「呼吸」の物語は、話のテンションが一段落ちるというか、前段の話とぴたりとハマりきっていないもどかしさを感じたんですね。「魔王」の話の後、「さて、弟はどういう行動に出るのか」と期待していた私には、ちょっと物足りない展開だったなあ。
 マスコミによって作り出されるイメージのひとり歩き。巨大なものに呑みこまれるかという、やばい状況に陥って孤立する主人公。四面楚歌の中、強い信頼のつながりだけが唯一、主人公の心の支えとなるところ。そうしたモチーフは、本作品の二年後に刊行される『ゴールデンスランバー』で、よりパワフルに、よりスリリングに生かされています。そちらもぜひ!

本の最新売り上げランキング - トップ10

1位 「ハリー・ポッターと死の秘宝」 (上下巻セット) (ハリー・ポッターシリーズ第七巻)
おすすめ度: 価格: ¥ 3,990  近日発売 予約可
2位 ダントツに売るアポ取りの達人 実践編―最初の10秒で運命は決まる 成約率80%を突破する!「逆アポ」の黄金法則
おすすめ度: 価格: ¥ 1,470  通常4~5日以内に発送
3位 ARASHI IS ALIVE
おすすめ度: 価格: ¥ 2,300  近日発売 予約可
4位 億万長者 専門学校
おすすめ度: 価格: ¥ 1,890  通常24時間以内に発送
5位 勝間和代のビジネス頭を創る7つのフレームワーク力 ビジネス思考法の基本と実践
おすすめ度: 価格: ¥ 1,680  通常24時間以内に発送
6位 Fate/complete material I Art material.
おすすめ度: 価格: ¥ 3,675  通常24時間以内に発送
7位 日刊スポーツがみたペ・ヨンジュ
おすすめ度: 価格: ¥ 980  近日発売 予約可
8位 西の魔女が死んだ (新潮文庫)
おすすめ度: 価格: ¥ 420  通常24時間以内に発送
9位 3000人のユダヤ人にYESと言わせた技術
おすすめ度: 価格: ¥ 1,470  通常24時間以内に発送
10位 上地雄輔フォト&エッセイ『 上 地 雄 輔 物 語 』
おすすめ度: 価格: ¥ 1,600  近日発売 予約可
こちらもおすすめです
終末のフール
おすすめ度: 4.0
価格: ¥ 1,470
通常24時間以内に発送
死神の精度
おすすめ度: 4.5
価格: ¥ 1,500
通常24時間以内に発送
フィッシュストーリー
おすすめ度: 3.5
価格: ¥ 1,470
通常24時間以内に発送
陽気なギャングの日常と襲撃 (ノン・ノベル)
おすすめ度: 4.0
価格: ¥ 880
通常24時間以内に発送
ゴールデンスランバー
おすすめ度: 4.5
価格: ¥ 1,680
通常24時間以内に発送