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雲雀の巣を捜した日の商品レビュー 強烈な毒気
車谷氏のエッセーにも小説と同じ凄味がある。いきなり「死」というタイトルから始まる。そこでは親族の自殺が語られる。氏の強迫神経症の話も凄まじい。 忘却の真実。
覚えていようとは思っていても、忘れてしまうことがたくさんあります。それは生きるうえでの防衛本能ないけれど、後ろめたくなることが時折あります。私には、人と人の間で犯してしまった間違いの痛みをリアルに伴っていては息をするのもままなりません。いつのまにか、痛みが無意識に軽減されるのを待っています。でも、それが、卑怯に思われてならないときがあるんです。生きるためのコツを生まれながらに持っている自分がとても嫌になります。この本を読んで、またそんな気持ちに陥りました。ただ、私は作者のように痛みを失わないように生きることはできません。生きるってなんでしょうね?生きていくってなんでしょうか?車谷長吉先生の本には、毎回、そんなことを考えさせられます。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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