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ガールの商品レビュー いつまでたっても女の子でいたい
ボクが気に入ったのは「ガール」と「一回り」である。ガールでは、30代で未婚というOLたちが仕事に精を出しながらも、心では常に女の子でいたいという願望を表現した話。主人公の由紀子はずっと「女の子」でいたいと思いながらも自分の年齢を意識し服装や言動に気をつかい始めるのだが、同じ職場のお光は30代後半にも関わらず、服装や言動など女の子っぷりをストレートに表現した生き方をしている。一方、取引先の安西は由紀子と同じ年齢ながらも堅物で女の子はとっくに卒業しているように思われるのだが、最後のファッションショーではやはり女の子であることを意識しており、その微妙な感情の描き方がとてもよかったと思う。また、一回りでは、OL容子が自分と一回り以上年齢が離れている新人の男性社員に対して恋をしてしまう話。一回りも年齢が離れているのにという理性と、抑えることができない恋心に揺れながら容子の成長していく姿を描くのだが、ガールと同じように、年齢が一回り以上離れていようが女の子だという気持ちが前面に出てきておもしろかった。 清涼飲料水
この人の書くものなので『サラリーマンNEO』的バカ話を期待してました。しかし、実体はギャグなし、下ネタなしの真面目な話です。ターゲットもOLというか、キャリアウーマンに絞られています。 ガールの深層心理を読み解いた納得エッセイ。奥田氏の眼力に敬服!
まことにシンプルなタイトル。本書には表題作「ガール」を含む計5作品が所収されている。いずれも女性にとって主要な関心事を扱っている。女性が読めば、「そうそう、思わず納得!」という感想が出るだろうし、男性が読めば、「そうか、女性はこんなことを考えてるんだ!」とこれまた納得させられる。「共感度」こそ違えども、どちらが読んでも納得できる内容だと思う。女性の心理や価値観、生き方、行動様式などがよく分かり、「面白かった」というよりは「有益であった」というのが率直な読後感だ。奥田氏がここまで女性の深層心理を理解していることに驚嘆する。女性であってもここまで巧みに描けないのではないか。 30代の女性は必読な1冊。
課長になったり これこそが、奥田英朗の一番の傑作ではないか。女性の描写力の凄さにも、脱帽!
この「ガール」は、本当に面白かった。私は、これこそが、奥田英朗の一番の傑作ではないかとまで思っているくらいなのである。この短編集では、社会の第一線で働くさまざまな女性たちの心の内が、実に生々しく描写されているだけでなく、「ヒロくん」、「ガール」、「ひと回り」を始めとした一話一話が、物語としても非常によくできているので、女性はもちろん、我々男性が読んでも、面白過ぎるくらい面白いのだ。 本の最新売り上げランキング - トップ10
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